女児ショーツ

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ファイル:女児ショーツの例.JPG
女児ショーツ。ワコールキッズの中の1枚。

女児ショーツ(じょじショーツ)とは、少女用でサイズ展開が日本の場合、JIS L 4003で区分されているショーツ(パンティー)である。

下腹部の保温性を高めるために穿き込みは比較的深く、股ぐりは浅い。また、小さいサイズほど、ゴムが直接肌に触れないインゴムを採用する傾向にある。素材はメリヤス製の綿100%の製品が量産されているが、冬用としてキルト製の製品もある。白色の製品しか製造されなかった第二次世界大戦終戦直後の時代から比較すると白無地は減り、色物・柄物が増加した。可愛らしいプリント物やアニメキャラクターなどがプリントされたものと多岐に渡る。

サイズ展開は日本の場合、 JIS L 4003に基づいて「90(ヒップ51-57cm)、100(ヒップ55-61cm)、110(ヒップ58-66cm)、120(ヒップ62-70cm)、130(ヒップ66-74cm)、140(ヒップ70-78cm)、150(ヒップ76-84cm)、160(ヒップ82-90cm)、170(ヒップ88-96cm)」[1]で区分されている。140サイズはジュニア3Sサイズ(ヒップ72-80cm)、150サイズはジュニア2Sサイズ(ヒップ77-85cm)、160サイズはジュニアSサイズ(ヒップ82-90cm)、170サイズはジュニアMサイズ(ヒップ87-95cm)[1][2]とほぼ同じになるため、140-170サイズまでにヒップが大きくなる(特に初経の1年前後になると骨盤が前傾から直立傾向に転換し始めヒップが急激に大きくなる[3][2])とジュニアショーツへの移行するようになる。

脚注

  1. 1.0 1.1 サイズ表示 - 一般財団法人 カケンテストセンター内 表7・表11-3
  2. 2.0 2.1 『初経』をキーにした現代ティーンの成長と体型変化について
  3. バストと初経のヒミツの関係

関連項目

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