大雪高原温泉

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大雪高原温泉(たいせつこうげんおんせん)は、北海道上川郡上川町にある温泉

泉質

(温泉分析書による)

温泉街

「日本一の紅葉」がみられる高原沼めぐりや大雪山登山基地の起点となっている。紅葉のシーズンは車両規制がなされるほど大変混雑する。例年6月上旬~10月上旬までの営業と、休業期間が長い。

一軒宿の「大雪高原山荘」は、日本秘湯を守る会に加盟している。北海道では珍しい、源泉掛け流しの白濁湯。

レジャー

温泉宿の周辺には、大小の(いわゆる「高原沼」)が点在しており、これらの沼を約3時間で一周する約7 kmの木道の遊歩道が整備されている。特に、夏場から紅葉の時期にかけては、沼巡りに訪れる観光客で混雑する。ただし、この一帯はヒグマの生息地帯でもあるため、ヒグマの出没により沼巡りの遊歩道が閉鎖されることも多い。なお、温泉宿の横にある環境省ヒグマ情報センターが、沼巡りコースの起点・終点となっている。遊歩道への立ち入りは入山届が必要で、時間も入山が7時から13時まで、15時までに下山することとなっている。

アクセス

  • 自家用車かレンタカーを利用。層雲峡温泉からは、温泉街にあるタクシー会社のタクシーを利用するのが一般的である。国道39号大雪湖の交差点で三国峠方向に進み、国道273号から標識に従って砂利道の林道へ分岐し10 km。林道は未舗装かつ幅も狭い。
  • なお、毎年9月に道北バスの路線車両を使った、高原温泉シャトルバスが運行される。
    • 砂利道の林道分岐点付近に大雪レイクサイトがあり、自家用車利用者はここに駐車し、バスへ乗り換える。
    • 大雪レイクサイト発6時30分から13時まで、高原温泉発9時から16時まで30分間隔で運行される。必要に応じ、臨時便もあり。

その他

  • 当温泉は自然が好きな皇室の人間にも気に入られており、三笠宮一家や昭和天皇が当地を訪れた事でも知られている[1]

出典

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関連項目

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外部リンク

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  1. 記事「大切高原温泉に行く」より。また大雪高原山荘のロビーにも訪れた当時の記念写真が飾られている。