城ヶ崎海岸

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門脇埼灯台から見た城ヶ崎海岸

城ヶ崎海岸(じょうがさきかいがん)とは、静岡県伊東市の南西に位置する海岸で、富士箱根伊豆国立公園の指定を受けている。

伊豆東部火山群の主に大室山ができた約4000年前の噴火で溶岩が流れ、海岸線を2km近く埋め立てたことによって形成された[1]。正確には大室山の山頂火口からではなく、大室山の北東麓にある岩室山[[[:テンプレート:座標URL]]34_54_25.7_N_139_6_2.4_E_region:JP&title=%E5%B2%A9%E5%AE%A4%E5%B1%B1 地図])などから流れ出たものである[2]。海岸は溶岩流と海の侵食作用でできた小さな岬と入り江が連続し、その多くは荒々しい断崖絶壁となっている。

この特異な風景を目当てに観光客が訪れる。門脇埼灯台や門脇吊橋を中心とした一帯が、駐車場が整備されていることもあり、最も賑やかな場所となっている。そしてドラマ等の映像作品のロケ地としても多く使われている。なお、海岸には「城ヶ崎ピクニカルコース」と「城ヶ崎自然研究路」の、合わせて全長9kmの遊歩道が整備されている。

主な名所・施設

城ヶ崎海岸の風景

その他

海岸には昭和歌謡の作詞家として知られる星野哲郎が、歌のモチーフとしてたびたび城ヶ崎を使ったため現地には歌碑がいくつか置かれている。なお、1986年の「城ケ崎ブルース」は、門脇つり橋とピクニカルコースの完成に合わせ、観光協会がレコード会社に歌の制作を依頼し、星野哲郎が作詞し、伊東市出身の関野幾生が作曲したもの[3]

脚注

  1. 出典 : 静岡大学教育学部総合科学教室 小山真人研究室 伊豆の大地の物語
  2. 出典 : 静岡大学教育学部総合科学教室 小山真人研究室 伊豆の大地の物語
  3. 3.0 3.1 出典 : 毎日jp 「橋ものがたり・伊豆:/6 洪水を語り継ぐ、狩野川・大仁橋/静岡」 または毎日新聞2012年08月17日地方版テンプレート:リンク切れ
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関連項目

外部リンク

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