吸虫
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テンプレート:生物分類表 吸虫(きゅうちゅう、テンプレート:Lang-en-short、学名:Trematoda)は、扁形動物門吸虫綱に属する動物の総称で、寄生虫の1種。ジストマ、二口虫とも言われる。この名は口吸盤と腹吸盤の両方とも口だと思って、di (2) stoma(口)と呼んだことに起因するが、英語の「Distoma」というのは肝蛭類に限る。
寄生動物で、魚類から陸上脊椎動物まで、多くの動物を最終宿主とするものが知られている。人間を宿主とするものには、肺吸虫や肝吸虫、腸管吸虫、横川吸虫、日本住血吸虫などがある。これらの吸虫が人体におよぼす病害については肺吸虫症や肝吸虫#肝吸虫症などを参照されたい。また、中間宿主であるサワガニ、モクズガニなどの項も参照のこと。
分類
楯吸虫亜綱(単生吸虫亜綱)
楯吸虫亜綱 テンプレート:Sname は、主として魚類の体表面に外部寄生する。
二生亜綱(二生吸虫亜綱)
二生亜綱 テンプレート:Sname は、脊椎動物の内部寄生虫で、一つ以上の中間宿主を持ち、何段階かの変態を経る。その順番は
卵 → ミラシジウム → スポロシスト → レジア → セルカリア → メタセルカリア → 成虫
となっている。一部を欠くものもある。幼生が単為発生的に増殖するものも多い。
- アジゲア目 テンプレート:Sname - ある種の魚類に寄生するものが知られている。
- 棘口吸虫目 テンプレート:Sname
- 後睾吸虫目 テンプレート:Sname - 横川吸虫
- 斜睾吸虫目 テンプレート:Sname
- 有壁吸虫目(ジュウケツキュウチュウ目) テンプレート:Sname - 日本住血吸虫