古本新之輔 ちゃぱらすかWOO!

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テンプレート:複数の問題 テンプレート:基礎情報 ラジオ番組 古本新之輔 ちゃぱらすかWOO!ふるもとしんのすけ ちゃぱらすかうー)とは、1997年4月から2002年3月まで文化放送で放送されていたラジオ番組である。放送時間は毎週月曜~木曜の22:00~24:00(1997年10月に21:30~24:00の放送となった)。1997年3月まで放送されていた「斉藤一美のとんカツワイド」の後続番組にあたる。通称「ちゃぱら」。リスナーは番組名にちなんで「ちゃポーター」と呼ばれていた。番組表での21:30-22:00枠は「PREちゃぱら」(プレちゃぱら)となっていた。

概要

パーソナリティ古本新之輔。リスナーからは「しんのす」と呼ばれていた。彼が「しんのす」と呼ばれるようになったのは1995年秋頃から1997年9月まで文化放送で放送されていた番組「古本新之輔のパラシュート遊撃隊」で、初代アシスタントを務めていた彼の先輩白鳥由里が古本をそう呼んでいた事に始まる(1989年のテレビドラマ「はいすくーる落書」でもクラスメートから「しんのす」と呼ばれていたことはあったが)。

主なコーナー

ちゃぱらっちオープン

この番組から未来のアイドルを誕生させようということで1997年10月にスタートした。放送開始当初は、新宿で「クラブちゃぱらっち」というユニットの新メンバーを選ぶオーディションイベントを開催。毎回2人の女子が候補生として登場し様々なテストに挑戦。その後一般審査員による投票が行われ、一定の得票を獲得すれば「クラブちゃぱらっち」のメンバーに選ばれアイドルへの道を進む事ができるというものだった。ちなみに一般審査員は男子に限定されていたらしい。

この「クラブちゃぱらっち」から数々のアイドルが誕生していった。中でも「クラブちゃぱらっち」の初期のメンバーだった渡邉由紀は後に声優デビューを果たし、テレビ東京のアニメ「彼氏彼女の事情」で榎本温子山本麻里安と一緒に3姉妹役を演じた。山本がパーソナリティを務めるラジオ番組にもゲストとしてよく出演していた。

この他、後にグラビアアイドルとしてデビューした佐藤江梨子[1]宮前るい西崎彩や、「ねんドル」で活動する岡田ひとみも「クラブちゃぱらっち」のメンバーだった。

その後オーディションコーナーは無くなり、「クラブちゃぱらっち」のメンバー数人が日替わりで登場し、いろんなテーマでトークしたりする事が多かった。

またゲストが登場した事もあり、テレビ東京のアニメ「ポケットモンスター」のピカチュウの声の大谷育江や、2005年3月までテレビ朝日のアニメ「ドラえもん」でジャイアンの声を25年以上にわたり務めたたてかべ和也が出演した事もあった。

ちゃぱらテレフォンオープン

  • Stage1

ここでは、毎回ゲストを呼んで様々なテーマでトークするものだった。ちなみに第1回目のゲストは、当時竹内まりやプロデュースによる「MajiでKoiする5秒前」でCDデビューする目前だった広末涼子だった。

登場した主なゲスト

このコーナーに出演したゲストの大半は歌手であった。

  • Stage2

毎日テーマを決めリスナーからそれについて電話、FAX、メールを募集して、その中から面白い電話メッセージやFAX、メールを紹介する(メール募集は2000年頃から)。なお、これ以外にも前番組『とんカツワイド』の「一美アクション」を引き継ぐ形で、バラエティに富んだ様々な企画が試験的に放送されていた。その中には、『とんカツ』でも行われていた文化放送アナウンサー陣による「身内の学芸会的企画」もあり、手作り感が強調されていた。

放送された企画
  • ザ・マスクマン現る

古本と文化放送アナウンサー太田英明が司会、当時新人アナウンサーだった砂山圭大郎が扮する覆面レスラー「ザ・マスクマン」が登場するプロレス企画。コーナー内では太田が実況、古本が解説を務めていた。砂山が文化放送に入社した1998年(平成10年)4月改編以降に頻繁に放送されていたこのコーナーは都内某所でロケ収録にて行われた。また、砂山扮するザ・マスクマンはコーナー中「ザ・マスクマン!」としかしゃべらなかった。しかし、ザ・マスクマンの独自のキャラクターがリスナーに受け一躍大人気企画になった。なお、砂山は後に謎のレコメンダー「K太郎」として後継番組の『レコメン!』と『FRIDAY SUPER COUNTDOWN 50』のパーソナリティを務めた他、本来太田がアシスタントの『大竹まこと ゴールデンラジオ!』に代打登板するケースが見られるようになった。テンプレート:Main

  • ちほ・ゆかり・ゆいの秘密のお部屋へようこそ

SOMETHING DREAMS マルチメディアカウントダウン』から生まれたドリカンクラブのメンバーの田村ゆかり堀江由衣と当時文化放送のアナウンサーだった藤木千穂(現・編成部所属)が『ドリカン』の「やまとなでしこの部屋へようこそ」を平日に持ち込む形で取り組んだ企画(このコーナーには古本は登場しなかった)。テンプレート:See alsoこれもザ・マスクマン企画と同様放送開始当初に放送されていた。内容としては当日リスナーから募集したお便りや質問にひたすら答えるというものだった。しかし、このコーナーが放送された後本家となった『ドリカン』では寄せられる質問に悪ふざけが目立つようになり、冨永みーなの降板を経て2002年(平成14年)10月改編で現在の『こむちゃっとカウントダウン』にリニューアルした。

  • ダスラッテ星人の逆襲

文化放送アナウンサーの寺島尚正がダスラッテ星人という訳の分らない未確認生物に扮して、古本やリスナーに様々なお題に挑戦させる企画。放送開始当初に多く放送され、これもザ・マスクマン企画と並ぶ大好評企画であった。その後、寺島が1回分の番組全体を乗っ取り『ダスラッテ星人 ちゃぱらすかWOO!』として放送されたこともあった。

  • 電リク・アーティスト特集

2000年以降、スペシャルウィーク時に放送されていた。1組のアーティストをピックアップし、そのアーティストの曲の中で好きな曲をリスナーにリクエストしてもらったりした。アーティスト本人もゲスト出演する事があった。

  • ちゃぱらクイズダービー

TBSテレビで放送されていた「クイズダービー」のパクリ。解答者は番組スタッフの中から選ばれた3人が務めていた。2001年頃に1回だけ放送。

また、番組末期の頃には文化放送でかつて放送されていた番組「決定!全日本歌謡選抜」のパーソナリティを小川哲哉と一緒に担当していた丹羽たか子や、文化放送アナウンス部の現部長である竹内靖夫が数回だけ出演したこともあったようである。

  • Stage3

その日募集したテーマに関するベスト5を発表。また少数意見も紹介された。

ちゃぱら☆ファイト

古本が日替わりで人気アイドルと一緒に送るコーナー。後に人気アイドル単独で放送するものが多くなった。

放送されていた主なコーナー
  • ようこそ!スナック佑香へ(当時チャイルドアイドル(通称「チャイドル」)として人気があった野村佑香がスナックのママに扮して送る人生相談コーナー)
  • 国分太一 TOKIO ザ・ライド(パーソナリティはTOKIO国分太一
  • 眞鍋かをりの“を”はラジオの“お”じゃありません!(眞鍋かをりが元気を無くしたり悩みを抱えているリスナーに喝を与えたり、悪行をしたリスナーを懲らしめたりするコーナー)
  • 平家みちよのどちらまで?(元ハロプロメンバーの平家みちよがタクシーの運転手に扮し、毎回ハロプロメンバーをゲストに迎えて送るトークコーナー)
  • ジャニーズJr.の諜報機関ちゃぱら!(当時のジャニーズJr.メンバーがスパイ集団に扮し、リスナーが諜報員となって、周囲で流行している物や遊びなどを紹介するコーナー。主な出演者は生田斗真松本潤相葉雅紀二宮和也風間俊介など。)
  • 関西ジャニーズJr 横山裕・村上信五の笑う大捜査線(パーソナリティは当時ジャニーズの関西ジュニアのメンバーだった横山裕村上信五。後にSUPER STAR QRおよびレコメン!の木曜メインパーソナリティの担当になる。)
  • 知念里奈の喧嘩上等だよ。(斉藤一美のとんカツワイド時代からコーナーレギュラーを持っていた知念里奈が、引き続きちゃぱらでもレギュラー出演していた。)

ちゃぱら内で放送されていたミニ番組

また、グラビアアイドルの小向美奈子やタレント・歌手の椎名法子も番組をやっていた事がある。

しかし、文化放送ライオンズナイターの放送期間中は中継が延長になった場合、番組内のコーナーが一部カットされたり、ミニ番組が休止になったりする事もあった(文化放送では1992年の「サスケの夜はこんびんば!」から、22時以降の野球放送延長に対応するようになった)。テンプレート:Main 中には中継が2時間近く延長になった回もあり、ゲストコーナーが取りやめになったり、当初予定していたFAX・メールのテーマを変更した事もあったという。

ふつおた祭り

番組内で時たま放送されていた普通のお便りを紹介するコーナー。野球中継が長時間にわたる延長になって、番組が短縮バージョンになった時などによく放送されていた。

バラエティに富んだふつおたが数多く寄せられていたが、中にはどうしても自分のネタを紹介して欲しいが為にわざと作りネタを投稿するリスナーもいたらしく、それらが紹介された際古本から「おめー、これネタだろ!?」と突っ込みを入れられたりした事もあったという。

ピンチヒッターを務めた事がある人

古本が番組を休んだ時、下記のような人たちがピンチヒッターを務めたことがあった。

脚注

  1. 2013年7月8日、文化放送「ラジオバイオグラフィー 5冊のアルバム」での本人談による [1]

テンプレート:前後番組

テンプレート:文化放送平日夜ワイド番組