古き自由な北の国
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テンプレート:Infobox anthem 古き自由な北の国(ふるきじゆうなきたのくに、テンプレート:Lang-sv)はスウェーデンの国歌。民族学者で物語作家でもあるリカルド・ディベック (Richard Dybeck) によって詞が書かれ、19世紀の中頃にヴェストマンランド地方 の民俗曲にのせて作られた。この歌は次第に人々の間に広まり、1880年代から国歌とみなされるようになった。
穏やかで荘厳な感じの国歌で、詩の前半はスウェーデンの自然を称えているが、後半はかつてのヴァイキングあるいはバルト帝国のことを歌っているかのような内容である。
なお、最後の部分 Ja, jag vill leva, jag vill dö i Norden(我北欧に生き北欧に死すことを欲す)は、スコーネ地方でアイスホッケーやサッカーの試合前、皆で国歌を歌う場合、この Norden の部分はほとんど必ず Skåne と置き換えて歌われるそうである。