千歳科学技術大学

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テンプレート:Mboxテンプレート:Infobox 千歳科学技術大学(ちとせかがくぎじゅつだいがく、テンプレート:Lang-en)は、北海道千歳市美々758-65に本部を置く日本私立大学である。1998年に設置された。大学の略称は科技大(かぎだい)、千歳科技大(ちとせかぎだい)。

特徴

  • 「ホトニクス」や「光サイエンス」と呼ばれる光の特性を利用した最先端技術の研究を行う。
  • 研究開発、製造は学内の大学院研究棟で行われている。研究室は企業にも開放され、行政も参画しながら、「産学官一体」で新技術の製品化に取り組まれている。
  • 大学を中心とした産学官連携コンソーシアム「ホトニクスバレーコンソーシアム (PWC)」が組織されている。
  • 同大学の周辺には光技術に関連する企業を30社誘致し、これらは卒業生の就職先にもなっている。その結果、就職率は毎年95%を超える高水準をキープすることにつながっている。
  • 学部教育にも重点をおいており、理数系科目を対象としたeラーニングは、文部科学省の教育プログラムに多数採択されている。特色GPは1本、現代GPは3本、先導Pは1本、学生支援GPは1本。

沿革

  • 1997年(平成9年) - 学校法人「千歳科学技術大学」寄附行為および千歳科学技術大学の設置が認可される。
  • 1998年(平成10年)4月 - 千歳科学技術大学が開学[1]。初代学長に佐々木敬介就任。光科学部(物質光科学科、光応用システム学科)が設置される。佐々木敬介が病に臥した為、2代学長に緒方直哉就任。
  • 2001年(平成13年) - 校歌が制定される。学校法人「千歳科学技術大学」寄附行為変更および千歳科学技術大学大学院の設置が認可される。
  • 2002年(平成14年) - 大学院光科学研究科修士課程を開設する。3代学長に雀部博之就任。
  • 2004年(平成16年) - 大学院光科学研究科博士課程を開設する。
  • 2007年(平成19年) - 10周年記念棟が竣工される。 
  • 2008年(平成20年) - 学部が改組され総合光科学部(バイオ・マテリアル学科、光システム学科、グローバルシステムデザイン学科)が設置される。
  • 2010年(平成22年) - 4代学長に川瀬正明就任。

学部・学科

  • 総合光科学部
    • バイオ・マテリアル学科
    • 光システム学科
    • グローバルシステムデザイン学科

過去に存在した学部・学科

  • 光科学部(開学から2011年3月まで。2008年4月設置の総合光科学部へ改組)
    • 物質光科学科
    • 光応用システム学科

大学院

  • 光科学研究科

大学発ベンチャー企業

当大学の研究成果をもとに起業したベンチャー企業

  • フォトニックサイエンステクノロジ株式会社
  • 有限会社グーテック
  • 有限会社 マスコシステムズ
  • 北海道コンテンツソリューション株式会社
  • 株式会社CeFox
  • 株式会社ツヨシオカ

脚注

  1. “新風 千歳科技大 11日に入学式 若人待つ研究拠点 最新設備・技術備える”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1998年4月4日)

関連項目

外部リンク

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