京都神鳴流

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京都神鳴流(きょうとしんめいりゅう)は、赤松健の漫画、『ラブひな』及び『魔法先生ネギま!』及び『UQ HOLDER!』に登場する架空の剣術である。

概要

魔物や怨霊を退治する退魔師の一族に受け継がれる剣の流派[1]京都に本拠地を置き、古くより、日本にはこびる「魔」を剣で封じ込めてきた[2]。その存在は一般社会には隠匿されており、専ら裏の世界を活躍の場としている。『魔法先生ネギま!』では、神鳴流の使い手は関西呪術協会の呪術師の前衛を務めることが多いとされている[注釈 1]

基本的に鬼をはじめとした図体のデカイ魔物と戦うことから、長大な野太刀を駆使した一刀流の技が多い。対人戦に特化した小太刀を併用した二刀の使い手も登場する。また「神鳴流は武器を選ばず」とされ、デッキブラシなどの棒状である程度のサイズなら氣を使い強化できる他、剣術以外の体術でも攻撃力は落ちない。

宗家は青山家で、神鳴流の技のうち、技名に「弐の太刀」と付く技は宗家ゆかりの者にしか伝承されないという決まりがある。

使い手

『ラブひな』では、使い手として青山素子と青山鶴子が登場する。また正式な使い手ではないが、第13巻で浦島景太郎が「斬岩剣」を披露している。

『魔法先生ネギま!』では、使い手として桜咲刹那、月詠、葛葉刀子、近衛詠春、クルト・ゲーデルが登場する。また正式な使い手ではないが、第19巻で神楽坂明日菜が「浮雲・旋一閃」と同様の投げ技を披露している。他にも、28巻で、ジャック・ラカンが、斬魔剣・弐の太刀を使用している。

『UQ HOLDER!』では、使い手として時坂九郎丸が登場する。

斬岩剣(ざんがんけん)
神鳴流奥義。上段の構えから剣先に気を集中させて、一気に刀を振り下ろす[3]。岩を両断する破壊力を誇る。
黒刀斬岩剣(こくとうざんがんけん)
『魔法先生ネギま!』で登場する派生技。妖刀ひなを使った「斬岩剣」。
斬岩剣 弐の太刀(ざんがんけん にのたち)
神鳴流奥義。周囲の空気の流れを感じ取りながら、刀を通して己の気を一気に放出し、前面にいる人間を傷つけずに背後の対象物を斬る[4]
斬魔剣(ざんまけん)
神鳴流奥義。霊体を滅ぼす。
斬魔剣 弐の太刀(ざんまけん にのたち)
神鳴流奥義。己の気によって、前面にいる人間を傷つけずに背後の魔を断つ[4]。魔を祓う神鳴流の真骨頂とも言える技。『魔法先生ネギま!』において魔法障壁をすり抜けて術者を攻撃する事が可能なのが判明した。
斬魔剣 弐の太刀 一閃(ざんまけん にのたち いっせん)
『ラブひな』で登場する派生技。
斬魔剣 弐の太刀 百花繚乱(ざんまけん にのたち ひゃっかりょうらん)
『魔法先生ネギま!』で登場する派生技。「斬魔剣 弐の太刀」を連続で放つ。
斬鉄閃(ざんてつせん)
神鳴流奥義[注釈 2]。気を刀身から螺旋状に飛ばして攻撃する。
二刀連撃斬鉄閃(にとうれんげきざんてつせん)
『魔法先生ネギま!』で登場する派生技。二本の刀で「斬鉄閃」を連続で放つ。
斬空閃(ざんくうせん)
神鳴流秘剣。遠距離の敵に対して、刀身から気を飛ばして攻撃する。
弱斬空閃(じゃくざんくうせん)
『ラブひな』で登場する派生技。大怪我をしない程度に威力を加減して放つ「斬空閃」。
斬空閃・改(ざんくうせん・かい)
『ラブひな』で登場する派生技。遠距離の敵に向けて気の弾丸を放つ[5]
斬空閃 弐の太刀(ざんくうせん にのたち)
遠距離の敵に対して、刀身から「気」を飛ばして攻撃する技。敵との間に障害物があっても、障害物を傷つけずに敵だけを攻撃することができる[6]
斬光閃(ざんこうせん)
閃光のごとく瞬間的に発生する「気」によって対象物を斬る技。
拡散斬光閃(かくさんざんこうせん)
『ラブひな』で登場する派生技。拡散させた「斬光閃」。
雷鳴剣(らいめいけん)
神鳴流奥義。剣先に電気エネルギーを帯電させながら剣を振り下ろし[5]、落雷のような一撃を放つ。
極大 雷鳴剣(きょくだい らいめいけん)
神鳴流奥義。『魔法先生ネギま!』で登場する派生技。
雷鳴剣 弐の太刀(らいめいけん にのたち)
神鳴流奥義。「雷鳴剣」よりも多くの電気エネルギーを放出させ[7]、破壊力を増した技。
雷光剣(らいこうけん)
剣先に電気エネルギーを帯電させながら剣を振り下ろし、広範囲を破壊する。
真・雷光剣(しん・らいこうけん)
神鳴流決戦奥義。剣先に電気エネルギーを帯電させた状態で剣を振り下ろし、電気エネルギーを爆発させることで広範囲を破壊する[5]
百花繚乱(ひゃっかりょうらん)
神鳴流秘剣。周囲の花びらが一斉に舞い上がるほどの強烈な気を放つ。
百花繚乱MAX(ひゃっかりょうらんマックス)
『ラブひな』で登場する派生技。出力を最大値まで上げて放った「百花繚乱」。
風塵乱舞(ふうじんらんぶ)
神鳴流秘剣。気を送り込んだ複数の物体を同時に投げる手裏剣技[4]
五月雨斬り(さみだれぎり)
神鳴流秘剣。手首の速い返しによって、物体を一瞬で切り刻む。
一瞬千撃・弐刀黒刀五月雨斬り(いっしゅんせんげき・にとうこくとうさみだれぎり)
『魔法先生ネギま!』で登場する派生技。
飛燕抜刀霞斬り(ひえんばっとうかすみぎり)
神鳴流秘剣。二刀を瞬時に複数回振り下ろし、物体をバラバラにする[8]
竜破斬(りゅうはざん)
竜を倒すほどの威力がある技[9]
百烈桜華斬(ひゃくれつおうかざん)
神鳴流奥義。円を描くように剣を振って、複数の敵を一度に斬る。
滅殺斬空斬魔閃(めっさつざんくうざんません)
神鳴流奥義。剣先から放たれるエネルギーによって、周囲の物を消滅させる[5]
紅蓮拳(ぐれんけん)
拳に気を乗せて殴る技。
斬空掌(ざんくうしょう)
掌に気を集め、弾丸のように放出する技。
斬空掌散(ざんくうしょうさん)
神鳴流裏八式[注釈 3]。自然界の気を手の先に集め、複数に分けて弾丸のように放出する。
斬魔掌 弐の太刀(ざんましょう にのたち)
神鳴流裏七八式。手の先に気を集めて剣とし、相手を斬る。
桜楼月華(おうろうげっか)
掌に気を集め、相手の攻撃を受けながら攻撃する。
浮雲・旋一閃(うきぐも・つむじいっせん)
投げ技。相手の肩を掴んで引き込みながら足を絡め、空中で前方回転してから地面に叩き付ける。
浮雲・桜散華(うきぐも・さくらさんか)
投げ技。相手の頭を両足で挟み、後方に数度宙返りしてから地面に叩き付ける。
烈蹴斬 弐の太刀(れっしゅうざん にのたち)
足に気を乗せた状態で放つ蹴り技。
四天結界独鈷錬殻(してんけっかいどっこれんかく)
神鳴流対魔戦術絶待防御。独鈷を4つ使って正四面体の結界を展開する。
告白剣(こくはくけん)
青山素子独自の技。右手に妖刀ひな、左手に浦島景太郎からプレゼントされたシャープペンシルを持ち[5]、景太郎への想いを叫びつつ放った技[10]
昇銀竜千輪菊光露(のぼりぎんりゅうせんりんぎくこうろ)
「UQ HOLDER!」より。時逆九郎丸が使用した技で上空に飛ばした氣弾が花火の様に爆ぜると言うモノ。神鳴流に伝わる宴会芸だが、作中では信号弾の代わりに使われた。

注釈

  1. 西洋魔術師の「ミニステル・マギ」に相当。
  2. 『魔法先生ネギま!』のみ。『ラブひな』でも技は登場しているが、奥義かどうかは不明。
  3. 『魔法先生ネギま!』では「神鳴流奥義」。

出典

  1. 赤松健・週刊少年マガジン編集部『ラブひな 0』講談社、2000年、221頁
  2. 赤松健・週刊少年マガジン編集部『ラブひな ∞』講談社、2002年、84頁
  3. 赤松健・週刊少年マガジン編集部『ラブひな 0』講談社、2000年、106頁
  4. 4.0 4.1 4.2 赤松健・週刊少年マガジン編集部『ラブひな 0』講談社、2000年、107頁
  5. 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 赤松健・週刊少年マガジン編集部『ラブひな ∞』講談社、2002年、87頁
  6. 赤松健・週刊少年マガジン編集部『ラブひな ∞』講談社、2002年、277頁
  7. 赤松健・週刊少年マガジン編集部『ラブひな ∞』講談社、2002年、273頁
  8. 赤松健・週刊少年マガジン編集部『ラブひな ∞』講談社、2002年、284頁
  9. 赤松健・週刊少年マガジン編集部『ラブひな ∞』講談社、2002年、288頁
  10. 赤松健・週刊少年マガジン編集部『ラブひな ∞』講談社、2002年、272頁

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