下奥井駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年6月20日 (金) 13:22時点における122.29.213.153 (トーク)による版 (関連項目)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:駅情報 下奥井駅(しもおくいえき)は、富山県富山市下奥井2丁目1番地にある富山ライトレール富山港線である。

駅構造

現在

地上駅。旧駅の北側にあった下奥井踏切を基準として、北西側に下り用1番線が、南東側に上り用2番線がある、変則的な相対式ホーム2面1線の構造である。2番線は、旧駅舎(解体済み)があった場所の対面に設置されたものである。

交換可能な駅の名残として西側にずれていた線路は、新ホーム設置に合わせて直線化された。

1 富山港線 岩瀬浜方面
2 富山港線 富山駅北方面

国鉄・JR時代

末期には単式ホーム1面1線をもつ地上駅で、線路はホームは南北に走る線路の西側に設けられていた。古くは列車同士の行き違いが可能であり、相対式ホーム2面2線の構造を有していた。行き違い設備の撤去後は、二又に分かれたうちの片方(西側)の線路のみが使われていたので、その名残で線路がホームに向かってカーブしていた。

ホームの越中中島方は緩やかな坂になっており、その坂を下ると開業当初からの木造駅舎があった。この駅舎は妻面に入り口があり、外から駅舎を見ると右側に待合所への入り口があったほか、左側にはそのまま通り抜けの出来る通路があった。

1999年頃に無人化された駅で、末期には待合所の内部にある窓口は板とカーテンでふさがれており、駅事務室もほとんど使われていなかった。待合所の内部には長椅子がおかれていたほか、無人化後は簡易な自動券売機が一台設置され、近距離の乗車券を購入することが出来た。

国鉄時代には、当駅南東にある富山化学工業富山事業所や、北東にあった大谷製鉄富山工場へ至る専用線があった。なお末期の所在地は、富山県富山市下奥井2丁目1番であった。

駅周辺

富山の市街地に位置する。

歴史

隣の駅

富山ライトレール
富山港線
奥田中学校前駅 - 下奥井駅 - 粟島駅

脚注

テンプレート:Reflist

参考文献

  • 「ありがとう富山港線、こんにちはポートラム」編集委員会編 『ありがとう富山港線、こんにちはポートラム』 TC出版プロジェクト、2006年、ISBN 4-916181-21-2、32-34頁、61-62頁。

関連項目

テンプレート:富山港線

テンプレート:富山港線 (廃止区間)
  1. 富山県立富山ろう学校「平成21年度学校要覧