レマン湖

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テンプレート:Infoboxテンプレート:ウィキプロジェクトリンク レマン湖(レマンこ、テンプレート:Lang-fr-short) は、スイス及びフランスにまたがる、中央ヨーロッパのうち二つめに大きい三日月型の。面積の約2/5がフランス(オート=サヴォワ県)に属し、約3/5がスイス(ヴォー州ジュネーヴ州ヴァレー州)に属す。英語での名称はジュネーヴ湖(テンプレート:Lang-en-short)と言う。

約15,000年前の氷河期の後、ローヌ地方の氷河によって削られてつくられたといわれている淡水湖。ラムサール条約の指定湖沼の一つになっている。

湖名について

レマン湖の名前は、紀元前50年にはすでに文書の中に見られるが、もともとはギリシア語の「lemanè limnè」または 「lemanos limnè」であった。この名は、紀元前58年にこの地域でヘルウェティイ族と戦争をしたカエサルが、著書『ガリア戦記』においてラテン語で「レマンヌス湖」(lacus Lemannus)という呼称を使ったことによって広まった。また後には「lacu lausonio」(ローザンヌ湖)と言う名称も使われた。

その後、ジュネーヴが国際的にも知られるようになり、「lac de Genève」「Lake Geneva」(ジュネーヴ湖)も16世紀頃から使われるようになった。その後「lac de Lausanne」(ローザンヌ湖)の名称は消え、サヴォワ地域、ヴォー地域、ヴァレー地域の人々は「lac Léman」(レマン湖)と言う名を採用し今日に至る。「レマン」の名は、この地域の総称で、特に宗教改革の時代「光の世紀(le siècle des Lumières)」や、フランス革命から第一帝政の頃に、ルソーヴォルテールによって使われ定着した。

現在では、英語、イタリア語ドイツ語ではジュネーヴ湖(テンプレート:Lang-en-shortテンプレート:Lang-it-shortテンプレート:Lang-de-short)と言う名称が一般的であるが、日本語ではこの地域の言語のフランス語にのっとって、レマン湖という名前を使うのが一般的である。

周辺の都市

レマン湖に面している主な都市は下記の通り。

観光地

郷土料理

湖底堆積物崩壊による津波

トゥールのグレゴリウスなどの記述では西暦563年にレマン湖南西岸のジュネーヴがトレデュナム・イベント(Tauredunum event)と呼ばれる津波状の水害に襲われたとあるが、その時に地震があったとの記録はない。2012年10月28日ジュネーブ大学の地質学者[1]は東端から流入するローヌ川によってできた厚さ5m、湖中心・最深部まで約10km長、幅約5kmの湖底堆積物が崩落して津波が発生し、シミュレーションにより70後に襲われたとの研究結果を発表した。採取した堆積物は放射性炭素年代測定により381~612年のものと判明した。地質学者は湖でも津波は起こりうるとして再発も警鐘している[2][3][4][5]

脚注

  1. 学者3人、カトリーナ・クレマー(Katrina Kremer)、ステファニー・ジラークロ(Stéphanie Girardclos)、ガイ・シンプソン(Guy Simpson)
  2. 湖でも大津波=6世紀のジュネーブ水害-堆積物崩壊で発生・スイス調査時事ドットコム(2012/11/05-07:31)
  3. 堆積物は波を大規模な落石が引き起こしたことを示し、現代の湖畔民へのリスクを際立たせる。Jessica Marshall 28 October 2012 自然史ニュース
  4. テンプレート:Cite news
  5. テンプレート:Cite web

関連項目

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外部リンク