レギオナルリーガ (ドイツサッカー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox football league レギオナルリーガ(Regionalliga)は、ドイツサッカーにおける4部リーグに相当する。北部・南部・西部の3リーグ制となっている。3. リーガ以上はプロリーグだが、レギオナルリーガ以下のリーグはアマチュアリーグである。

3. リーガ昇格を目指すクラブのほか、ブンデスリーガに在籍するような強豪クラブが、下部組織をアマチュアとして参加させることもある。日本人選手としては、ハンブルガーSVに在籍する高原直泰が、ハンブルガーSV・アマチュアの試合に出場することを余儀なくされ、その試合で2ゴールを挙げた。

レギオナルリーガには、かつての東ドイツの強豪クラブも所属している。東西ドイツ統一後、スポンサーの資金力の差や急激な資本主義化への移行に乗り遅れたことなどで低迷したクラブの現状に、東西での地域経済の格差と言う現実が窺える。

3部新設にあたって、ブンデスリーガ所属クラブのBチームであっても3部へ昇格することができるようになった。 ただし、そのクラブのAチームと同じディビジョンとなってしまうことは認められない。

歴史

レギオナルリーガは1963年から1974年まで西部・南部・北部・南西部・ベルリンの5リーグによって構成され、西ドイツリーグの2部リーグであった。1974年、ブンデスリーガ2部が新設されるとそれまでのレギオナルリーガは廃止され、各地方リーグが3部リーグとなった。1994年のリーグ再編によりふたたびレギオナルリーガが設定され、ブンデスリーガ1部・2部に次ぐ3番目のリーグとなった。このときのレギオナルリーガは北部・北東部・南部・西部/南西部と4リーグで構成されていたが、2000年から北部と南部の2リーグ制に減らされた。そして2008年のブンデスリーガ3部新設によってレギオナルリーガは北部・南部・西部の3リーグ制へと変更された。

2012-13シーズンからは北部・北東部・西部・南部/南東部・バイエルンの5リーグ制に変更された。

具体的な区割りは

レギオナルリーガの区割り

レギオナルリーガの区割りの歴史を示したものである。

レギオナルリーガ規則

  • レギオナルリーガに所属するクラブはドイツサッカー連盟からライセンスを取得しなければならない。
    • レギオナルリーガのライセンスを得るには、財政面での健全性、スタジアムの安全性、そしてユースチームの設置が必要となる。
    • ライセンスは毎年1回更新する。
  • 少なくとも6人のドイツ国籍かつ24歳以下の選手をベンチ入りさせなければならない。
  • 少なくとも2人のドイツ国籍かつ21歳以下の選手をベンチ入りさせなければならない。
  • EU国籍の選手は最大3人までベンチ入りさせることができる。

昇格・降格

各グループの優勝チーム合計3チームが3. リーガへと自動昇格する。ただし、3. リーガにAチームが所属しているクラブのBチームは昇格することができない。

各グループの下位4チームがオーバーリーガに自動降格する。Aチームがレギオナルリーガへ降格してきた場合、そのクラブのBチームは強制降格となる。また、ライセンス取消や破産した場合には強制降格となる。

2012-13所属クラブ

レギオナルリーガ(北部)所属クラブ

テンプレート:Main

2012-2013シーズン

レギオナルリーガ(北東部)所属クラブ

テンプレート:Main

2012-2013シーズン

レギオナルリーガ(西部)所属クラブ

テンプレート:Main

2012-2013シーズン

レギオナルリーガ(南西部)所属クラブ

テンプレート:Main

2012-2013シーズン

レギオナルリーガ(バイエルン)所属クラブ

テンプレート:Main

2012-2013シーズン

テンプレート:Footy-stub

テンプレート:レギオナルリーガ テンプレート:ドイツのサッカーde:Fußball-Regionalliga en:Regionalliga (football) fr:Regionalliga Nord fr:Regionalliga Sud nl:Regionalliga no:Regionalliga sv:Regionalliga