リアス (列車)

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リアスは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が盛岡駅 - 宮古駅間を山田線経由で運行する快速列車の列車名である。

ここではお盆と年末年始に運行される臨時快速列車「ふるさと宮古」についても記載する。

運行概況

リアス

テンプレート:列車名 盛岡駅 - 宮古駅間を約2時間で結ぶ。

  • 上り宮古発盛岡行き列車が1日1本、下り盛岡発宮古行き列車が1日2本の運行である。
  • 区界駅は、下り列車の1便が通過する。
使用車両
2007年10月20日まではキハ58系気動車キハ52形気動車が使用されていた。
  • 全車自由席、全車禁煙車

ふるさと宮古

テンプレート:列車名

  • 基本的に下り盛岡発宮古行き列車が年末とお盆前半に、上り宮古発盛岡行き列車が年始とお盆後半に、それぞれ1本運行される。
使用車両

停車駅

  • ●:停車、▲:一部列車が通過、|:通過
停車駅 リアス ふるさと宮古
盛岡駅
上盛岡駅
山岸駅
上米内駅
区界駅
陸中川井駅
茂市駅
宮古駅

山田線速達列車の沿革

※優等列車の停車駅ははまゆりを参照

  • 1965年昭和40年)3月20日:盛岡駅 - 釜石駅間の準急列車として「リアス」・「五葉」・「そとやま」運転開始。「五葉」・「リアス」は3両、「そとやま」は4両。「五葉」と「そとやま」には1等車が連結されていたが、「リアス」には1等車は連結されなかった。
    • 同年10月1日:「五葉」の1等車連結終了。
  • 1966年(昭和41年)3月5日:「リアス」・「五葉」・「そとやま」急行列車に昇格。
    • 同年10月1日:「そとやま」が3両編成に縮小し、1等車の連結も終了。
  • 1982年(昭和57年)11月15日:「リアス」・「五葉」廃止。「そとやま」快速列車に格下げ。
  • 1988年(昭和63年)3月13日:盛岡駅 - 宮古駅間の特別快速として「リアス」の名称が復活。「そとやま」は廃止。
  • 2004年平成16年)7月17日:盛岡駅 - 青森駅間(山田線・北リアス線・八戸線経由)で臨時快速「キハ58ぐるっと北リアス号」運転。
    • 7月19日:青森駅 - 盛岡駅間(山田線・北リアス線・八戸線経由)で臨時快速「キハ58海の日」運転。
  • 2005年(平成17年)7月:盛岡駅 - 宮古駅間で臨時快速「キハ58海の日」運転。
  • 2011年(平成23年)3月11日:「リアス」東日本大震災により運休。のちに1往復半復活。