ランプ (道路)

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ファイル:Tokyo Wan Aqualine 01.jpg
東京湾アクアライン海ほたる連絡用ランプ。写真左下が左折ループ、右は逆方面への合流用ランプ。
ファイル:Takaragumi HigasiOhgishima-Warehouse.jpg
寶組・東扇島倉庫のランプウェイ
ファイル:REFORGER 91 HMMWV debarking.jpg
RO-RO船のランプウェイから岸壁に降りる車

ランプ(英:ramp, 傾斜する、勾配をなす、傾斜路)もしくはランプウェイとは、高低差のある場所を連結する道路の一形態。特に道路交通においては、相互の道路を連結、もしくは高さの異なる道路間を連結するための車道のことである[1]。なお、ジャンクション(英:junction)は、接合点、合流点のこと。

立体交差におけるランプ

ランプの形状により左折ランプ右折ランプに分けられる。左折ランプは、それまでの進行方向から見て左向きに進路を変えるもの、右折ランプは右向きに進路を変えるものである。またそれぞれ、直結ランプ・準直結ランプ・ループに分けられる。右折ランプの場合、直結ランプは本線車道の右に分流するもの、準直結ランプは一旦左に分流してほとんど方向を変えずに右折を行うもの、ループは左に分流した後約270度回転して進路を変えるものである。

日本

倉庫におけるランプウェイ

多階建ての倉庫において、トラックを各階に乗り入れ、直接荷降ろし作業を行う事が可能な傾斜路を指す。これを備えた倉庫は「ランプウェイ倉庫」と呼ばれ、貨物をエレベーターやコンベアを用い昇降させる方式と比較し効率化を図っているが、コストが割高となり、スペース上の制約や防炎上の制限を受ける。[2]

船舶におけるランプウェイ

車両がフェリー等の船舶に自走して乗降できる、架橋構造の傾斜路を指す。[2]

旅客用はボーディング・ブリッジを参照。

脚注

  1. “みち”に関する用語辞典(国土交通省)
  2. 2.0 2.1 ロジスティクス用語集 (日本通運)

参考文献

関連項目

テンプレート:日本の高速道路en:Slip road