ランタナ

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ランタナ(Lantana、学名Lantana camara)はクマツヅラ科の常緑小低木。中南米原産。観賞用に栽培される。和名はシチヘンゲ(七変化)。など鮮やかな色のをつけ、また花の色が次第に変化することに由来する。

分布

南アメリカ原産[1]

世界中に帰化植物として定着している。日本では小笠原諸島沖縄諸島に移入分布している[1]

特徴

多数の小花からなる散形花序をつける。開花後、時間がたつと次第に花色が変わるため、同一花序でも外側と内側では花色が異なる(内側が新しい)。開花時期がアジサイと重なり葉の形も似ているが、アジサイとは全く別種で全体的に小さく花の色は派手である。

果実は黒い液果で有毒といわれるが、が食べ種子を散布する(種子を噛み砕く可能性の強い哺乳類には有毒だが鳥類には無毒という液果をもつ植物は多い)。は断面が四角で細かいとげが密生する。は対生し表面がざらついている。暖地では戸外でもよく育ち高さ1.5mほどになる。

世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。

ランタナ属は中南米や南欧原産の約150種の低木または多年草を含む。熱帯亜熱帯では広く野生化し、オーストラリア東南アジアではやっかいな雑草として問題になっている。ややツル状に横に這って茂みを作り、茎には細かい逆棘があるため扱いにくい。他方、花には多くのチョウが集まり、見応えがある。

ランタナ属でよく栽培されるものとしては、ランタナの他に、小型で地面を這い赤、紫などの花をつけるコバノランタナLantana montevidensis)、あるいはこれらの雑種がある。

脚注

関連項目

  • 1.0 1.1 ランタナ 国立環境研究所 侵入生物DB