ラング・ド・シャ

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ラング・ド・シャ

ラング・ド・シャテンプレート:Lang-fr)は、細長い独特の形をしたクッキーまたはビスケットである。この形のクッキーは17世紀に現れたようである[1]

フランス語で「」の意味で、猫の舌の形をしていることからそう呼ばれる。

室温で柔らかくして練ったバターと同量の砂糖を合わせ、それに小麦粉卵白バニラエッセンスを加えて生地を作り、薄く細長い棒状にオーブンで焼き上げる。軽く、口の中で溶けるような食感が特徴。

形の違うラング・ド・シャ

日本では、細長くない丸型や正方形型でもラング・ド・シャと呼ばれることもある[2]北海道銘菓「白い恋人」は、ラング・ド・シャでチョコレートホワイトチョコレートをはさんでいる。

他にラング・ド・シャを使った日本の洋菓子は長野県銘菓「白い針葉樹」や広島県世羅郡世羅町銘菓「まごころづつみ」がある。 テンプレート:Clear

カッツェンツンゲン

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カッツェンツンゲン

ドイツ語圏では、同じ「猫の舌」という意味のカッツェンツンゲ (テンプレート:De) で、細長い棒状のチョコレートを意味する。日本語では通常、複数形のカッツェンツンゲン (テンプレート:De) と呼ばれる。

ベルギー人のショコラティエであるギャレ(ギャレテンプレート:Interlang 創設者)が考案しこの名を付けた[3]、あるいは、オーストリアテンプレート:De 社(現在はリンツ&シュプリュングリテンプレート:Interlang 傘下)が1892年に生産したという[4]

脚注

テンプレート:Reflist

テンプレート:Food-stub
  1. Cookies, crackers et biscuits
  2. ラングドシャークッキーと白い恋人の出会い
  3. LANGUES DE CHAT CAT'S TONGUESテンプレート:リンク切れ
  4. フランス語版・ドイツ語版ウィキペディアによると、テンプレート:De 社自身による情報(1次ソース未確認)。