ヨシュア

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ヨシュアテンプレート:Lang-he, テンプレート:En)は『旧約聖書』の「民数記」や「ヨシュア記」に登場するユダヤ人の指導者。

エジプトを出て放浪するユダヤの民。その1人だったヌンの子ホシェアはモーセによってヨシュアと呼ばれるようになる。彼はカレブたちと共に、モーセに命じられて自分たちの目指す約束の地であるカナンを偵察する。ヨシュアとカレブはカナンのすばらしさを伝えるが、それ以外の者たちはカナンの地に入ることの困難を強調する。そのため、民は動揺し、モーセに向かって不平を言うが、ヨシュアとカレブだけは不平を言わなかった。このため、ヨシュアとカレブだけは約束の地に入ることをゆるされるが、他の成人たちには許されなかった(「民数記」)。

モーセは120歳になると、自分の後継者としてヨシュアをたてて亡くなった(「申命記」)。

ヨシュアは指導者として約束の地に入るべくヨルダン川を渡ってエリコを攻める。エリコの城壁は祭司たちが吹く角笛と民の叫びの前に崩壊した。ヨシュアはエリコの人民を全て虐殺する。ヨシュアは民を率いてカナンの各地を侵略、抵抗運動を粉砕して全カナンを制圧した後にレビ族を除くイスラエルの十二族にくじびきによって分配した。

ヨシュアは死の床で民の代表者たちに神への信頼をとき、この世を去った。110歳であった。その遺体はティムナト・セラに埋葬された。

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