モンゴル人民党

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モンゴル人民党(モンゴルじんみんとう、テンプレート:Lang-mn)は、モンゴル国政党。略称はМАНだが、英語Mongolian People's Party のイニシャルをとってMPPとも略される。

概要

1918年から1919年頃に形成されたモンゴルの二つの革命グループ、すなわち民族主義者ボドーらを中心とする「領事館の丘」グループと、ダンザン、ドクソムらを中心とする「東庫倫」グループが1920年春に合体しモンゴル人民党を結成したものが前身。1921年の革命をリードする。1924年モンゴル人民革命党テンプレート:Lang-mn)と改称し、人民共和国時代の一党独裁政党として社会主義を標榜、徹底したソ連追従政策を推し進めた。

しかし1986年バトムンフが社会主義の範囲での改革に着手。1990年に一党独裁を放棄し、社会民主主義を掲げる中道左派政党へと衣替えした。

2003年には社会民主主義政党の国際団体である社会主義インターナショナルに加盟している。もっとも、加盟に際しては、党名から「革命」の語を削除していないことが問題視された。

2008年7月、前月に行われた選挙が不正であるとして、民主党の支持者が抗議、一部は暴徒化し、投石・放火で本部が全焼した。現在、建て替えを行っており、2011年に新建物が竣工予定。

2010年11月5日に党名から「革命」の語を削除し、旧名に戻ったが、現執行部に反発したナンバリーン・エンフバヤルらが人民革命党の名を掲げ分裂。

支持基盤は、主に牧村部である。

関連項目

外部リンク

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