モミジバフウ
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テンプレート:生物分類表 モミジバフウ(紅葉葉楓、学名:テンプレート:Snamei)は、フウ科フウ属の落葉高木。別名、アメリカフウ。
特徴
花期は4月頃。雌雄同株で、雄花と雌花が別々に頭状花序をつける。
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熟した果実
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Museum specimen
分布・生育地
北アメリカ中南部・中央アメリカ原産。日本へは、大正時代に渡来した。
保全状況評価
- LOWER RISK - Least Concern (IUCN Red List Ver. 2.3 (1994))[1]
利用
街路樹などに利用される。
近縁種
フウ属には葉の形からモミジバフウ(5-7裂)とサンカクバフウ(3裂)がある。前者はアメリカフウ(北米・中南米原産)、後者は単にフウ(中国・台湾原産)、タイワンフウとも呼ばれる。ともに日本で街路樹・公園木などとして普通に植栽され、秋の紅葉が特に美しい。
また、フウは「楓」と書かれるが、カエデはムクロジ目に属し翼果をつけるのに対し、フウ属は雌花の花序が球形で垂れ下がるので区別できる。