ミート・ザ・プレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox televisionミート・ザ・プレス』(Meet the Press[1][2])は、アメリカの3大ネットワークの一つ、NBCが日曜朝に放送する報道番組。毎回、アメリカの政治家や時の人にインタビュー・討論を行う。NBCは午前9時からの放送となっているが、放送時間は拘束されておらず、地域によって異なる。ワシントンDCエリアの系列局WRCでは10時30分から放送している。

1947年11月6日の放送開始以来続く長寿番組であり、『ギネス世界記録』にも「現存する最長寿の番組」として登録されている。

歴史

元々は1945年にラジオ放送として始まった。1947年にNBCでのテレビ放送が始まる。1980年にライバルとなる『ジス・ウィーク』(ABC)の登場で、1980年代後半は低迷期に陥る。

1991年からワシントン支局記者のティム・ラッサートが司会者に就任。ラッサートの登場により番組の視聴者がライバルの報道番組を追い抜き、放送時間が30分から1時間に拡大。広告利益を2001年までの10年で100倍になる。ラッサートはNBC政治記者の顔となり、17年に渡って番組を担当。同じNBCの『サタデー・ナイト・ライブ』でよくスキットのネタにされていた。番組冒頭の「Our issues this Sunday.」(我々の今週のテーマ)やラストの「That's all for today. We'll be back next week. If it's Sunday, it's Meet the Press.」(今日はここまで、また来週。日曜は『ミート・ザ・プレス』で)等が決め言葉。

2008年6月13日、ラッサートが勤務中に心臓発作で急死。15日の放送は追悼番組として放送し、翌週から2008年アメリカ大統領選挙が落ち着くまで臨時に夕方の『NBCナイトリーニュース』を担当していたトム・ブロコウを司会者に据えた。12月から正式な新司会者としてデビッド・グレゴリーが登場(ホワイトハウス担当記者でMSNBCなどでキャスターを務めていた)。

2010年4月からスタジオがハイビジョン撮影対応となった。

構成

大臣・長官や政治家へのインタビューと記者やコラムニストを交えたラウンドテーブルの2種類を放送。番組の集計による60周年時点での最多出演はワシントン・ポストコラムニスト、テンプレート:仮リンクの401回。

放送について

NBCが運営するニュースチャンネルMSNBCCNBC(CNBCアジアやCNBCヨーロッパ、日経CNBCなども含む)でも放送、米国外のCNBCは1時間後には放送している。NBC関連以外では全米のラジオ局に配信されるほか、オーストラリアSeven Networkでも放送。日本ではBS1の時期を経て『日テレNEWS24』でも放送されていた(2006年11月まで)。

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

関連項目

  • テンプレート:Cite web
  • テンプレート:Cite web