ホットスポット
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ホットスポット、Hotspot
「hotspot ホットスポット」とは、局地的に何らかの値が高かったり、局地的に(何らかの活動が)活発であったりする地点・場所・地域のことを指さすための用語で、具体的には以下のような場所を指す。
- 犯罪が多発する地区、犯罪率が高い地区。 →ホットスポット (犯罪)
- 汚染物質が大気や海洋などに流出したときに、気象や海流の状態によって生じるとりわけ汚染物質の残留が多くなる地帯のこと。汚染物質の種類や流出理由は問わない。→ホットスポット (汚染物質)
- 地球内部のマントル対流の上昇部にあたるマグマを発生させていて、その上で火山が活動している地点[1][2]。→ホットスポット (地学)
- 非等方な光の反射モデルにおいて、反射率が最大になる箇所もしくは角度。→ホットスポット (光)
- 水循環システム中で自然浄化機能を有する場所。干潟や湿地など。→ホットスポット (水循環)
- 火薬類の内部で外部エネルギーが局所的に集中して温度が他の部分よりも高くなった場所。→ホットスポット (火薬学)
- 生物学者ノーマン・マイヤーズが提唱した生物多様性にかかわる生物学上の概念 →ホットスポット (生物多様性)
- 公衆無線LANが利用可能な場所のこと →公衆無線LAN
- NTTコミュニケーションズの公衆無線LANサービスの日本における商標 →ホットスポット (NTT)
- コンピュータ言語のJavaの実装で採用されているJava仮想マシンおよびそれが持つ最適化技術→ HotSpot
出典・脚注
- ↑ デジタル大辞泉
- ↑ goo辞書【ホットスポット】