プログレス・イン・イングリッシュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

プログレス・イン・イングリッシュ』(PROGRESS IN ENGLISH)は、エデック社発行の英語教科書(厳密には文科省認可を受けていないため副教材であり、別途教科書を購入する必要がある)である。略称プログレス。また、本項目ではマイナーチェンジ版である『PROGRESS IN ENGLISH 21』についても解説する。

PROGRESS IN ENGLISH

主に私立や公立の中高一貫校で使われている。会話文中心であり、非常に分厚く高度な内容とも言われているが、その分文法からしっかり理解できるため、学び切ればかなりの実力が付くと言われる。この教科書を使っているかどうかを中学受験の際の学校選びの基準にする人もいる。

1年で1冊の計算でBOOK1~6までの6冊に分かれているが、内容が多く難度も高いため、中高6年間でBOOK4ないしは5までしか扱わない学校も多い。 著者は六甲学院泰星学園で教鞭を取っていたイエズス会の神父、ロバート・M・フリンである。表紙の色はBOOK1から順に、青・赤・緑・ベージュ・灰・紫。

上記のように内容が濃いゆえに、学校の授業だけでは消化不良になる生徒も多い。そのため、プログレス対策を銘打った英語塾も関東・近畿を中心に多く存在する。

本にはカセットテープ(現在はSD)が付属し、ヒアリングの練習が家庭でも出来るようになっている。

登場人物は次郎、恵子、ケビン、Mrs.whiteをはじめ、ブラック先生やブラウン先生、リーファンやワンさんなどが登場する。 そして、一つの単元ごとにscene,look,practiceやポイントなどがついている。sdリピーターは1万円ちょっとし、SD自体も1万弱する。

PROGRESS IN ENGLISH 21

上記のPROGRESS IN ENGLISHを基に、ロバート・キエサ井坂保彦が監修し、麻布学園栄光学園聖心女子学院の中学校・高等学校の英語教師が執筆したものがPROGRESS IN ENGLISH 21である。 2003年4月1日にBOOK 1の第1版を発行。2008年4月1日にBOOK 6の第1版を発行し、6冊全部がそろった。著作権はイエズス会出版にある。

テンプレート:節スタブ

外部リンク