ブローニュ=ビヤンクール

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フランス > イル=ド=フランス地域圏 > オー=ド=セーヌ県 > ブローニュ=ビヤンクール


テンプレート:Communefra ブローニュ=ビヤンクールBoulogne-Billancourt)はフランス中北部の都市である。パリ近郊の都市としては最も人口が多い。1926年に現在の名称となるまではブローニュ=シュル=セーヌ(Boulogne sur Seine)と呼ばれていた。

地理

パリ南西部と市境を接する。東と南はセーヌ川を境界とし、西はパリ、北はブローニュの森と接している。

概要

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アルベール・カーン庭園の日本庭園

1920年代ルノーの工場があったことにより大きく発展した街。この時代に作られたアールデコ様式やパクボPâquebot(蒸気船)様式と言われる白く四角いコンクリート建築の近代住宅の傑作が多数並んでいる。

ル・コルビュジエの初期建築「リプシッツ=ミスチャニノフ邸」「クック邸」「テルジニアン邸」がある。いずれも一般邸宅だが、ル・コルビュジエ財団による内部見学案内がある。市境をまたいですぐ隣接するパリ16区ナンジェセール・エ・コリ通りには「ナンジェセール・エ・コリ通りのアパート」もある。

その他「1930年代美術館」、T.ガルニエ設計の市役所などが並ぶ。また日本庭園を含む多数の様式の庭が並ぶアルベール・カーン庭園、ポール・ランドゥスキ美術館がある。


関連項目

出典

  • 「ル・コルビュジエを歩こう」吉野弘、BIR+TUE有志・著、エクスナレッジ ISBN 4-7678-0244-X
  • 「パリからの小さな旅」稲葉宏爾・著、TBSブリタニカ ISBN 4-484-02210-9
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ブローニュ=ビヤンクールの位置

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