フルートで演奏される曲目

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フルートで演奏される曲目は、フルートのために書かれた曲、もしくはフルート奏者によって吹かれる代表的な曲を列挙し、また必要ならば解説を付け加えたものである。

協奏曲についてはフルート協奏曲を、フルートオーケストラ作品についてはフルートオーケストラを参照。

他の楽器との多重協奏曲

管弦楽曲の中で特徴的なソロを含む楽曲

複数のフルートによる室内楽曲

他の楽器との室内楽曲

大編成のものはフルートオーケストラを参照。

  • ピエール・ブーレーズル・マルトー・サン・メートル
  • 武満徹:リング(フルート、テルツ・ギター、リュート)、サクリファイス(アルト・フルート、リュート、ヴァイブラフォンのための)、ユーカリプスⅠ(フルート、オーボエ、ハープ)、海へI(アルトフルートとギターのための)、海へIII(アルトフルートとハープのための)、「そして、それが風であることを知った」(フルート、ヴィオラとハープのための)
  • ソフィア・グバイドゥーリナ:喜びと悲しみの園(フルート、ヴィオラとハープのための)
  • カイヤ・サーリアホ:新しき門(フルート、ヴィオラとハープのための)

鍵盤楽器との二重奏曲および伴奏つき独奏曲

無伴奏独奏曲

エレクトロニクスを伴う曲

声楽とフルートのための曲

他楽器のレパートリーからの編曲

主にヴァイオリンからの編曲が多い。概ね原曲のまま流用されるが、演奏不可能な音域は部分的にオクターブ移動するか他の音で置換えられるか曲全体が移調される。また、重音については主要音のみ残すかアルペッジョに置換えるなどの処理がなされる。現代音楽においてはリコーダーのレパートリーとの相互の編曲も見られる。

脚注

  1. 木管楽器の中でに由来するリードと縁の無いフルートに「葦笛の踊り」が割り振られているのは興味深い。しかし元々「パンの笛」と呼ばれるフルートは葦によるものであり、ごく自然な楽器選択である。