ファサード

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ファサード (façade) は、建築物の正面(デザイン)である。フランス語に由来し、英語のfaceと同根。最も目に付く場所であり、重要視される。

事例

ファイル:Tokyo-Bankers-Association-Building-01.jpg
ファサード保存の例(東京銀行協会ビル、松井貴太郎
ファイル:Industry club of Japan Bldg 2010.jpg
同(日本工業倶楽部、松井貴太郎
ファイル:Kojunsha-building-1.jpg
同(交詢ビルディング
  • フィレンツェのサン・ロレンツォ教会はミケランジェロによるファサード案があったが、現在も未完成のままである。
  • フィレンツェ大聖堂、ミラノ大聖堂なども19世紀までファサードが未完成であった。
  • 歴史的建築物の保存方法として、ファサード保存が選択されることがある。これは、建築物の正面部分(時には正面の一部)だけを保存する方法である。都市における再開発と歴史的建造物の保存を両立させるための苦肉の策である。つまり、このファサード保存には、正面構造物以外の多くの構造物や内部空間などが全て失われてしまうことになるため保存方法として甚だ不十分であるという大欠点がある。しかしながら、既に建て替えが不可避であり、かつ、ファサードが街全体に与えるイメージに特に価値が見出されているような場合には、やむを得ず、このファサードだけを保存するという方法が選択されることがある。

関連項目

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