ビューティフル・サンデー

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テンプレート:Infobox Singleビューティフル・サンデー」("テンプレート:En"、旧邦題:すてきなサンデー[1])は、世界的には1972年(昭和47年)に、日本では1976年(昭和51年)にヒットした歌である。

略歴・概要

歌っているのは、イギリス人歌手のダニエル・ブーン。作詞・作曲はダニエル・ブーンとロッド・マックイーン(Rod McQueen)。シングル盤のB面カップリング曲は発売当時は「いとしのジュリー」("Truly Julie"[2])、1974年の英国再発売時及び1976年の日本再発売時には「スリーピー・ヘッド」("Sleepy Head") であった。

1972年に発売され、同年7月までに全世界での売り上げが100万枚を超えた。アメリカビルボード』誌のBillboard Hot 100では、1972年9月16日に週間ランキング最高位の15位を獲得、1972年度の年間ランキングは第98位を獲得した。全英シングルチャートでの最高位は21位で、その後もロングヒットを続けた。1974年(昭和49年)にこの曲のプロデューサーであるラリー・ペイジによってカバーされた。

日本では当初、全くといっていいほど売れなかったが、1976年にテレビ番組『おはよう720』(TBS)の「キャラバンII」のコーナーテーマとして起用され、日本だけで再ヒットした。同年3月10日に発売された日本盤はオリコンで15週にわたり1位となり(オリコン洋楽チャートでは21週連続1位)、約200万枚を売り上げた。日本における外国人アーティストのシングル盤の記録としては、2012年1月現在破られていない。また、田中星児(作詞:亜美ゆう、4位)とトランザム(作詞:松本隆、9位)の日本語版カバーもトップテンにランクインした。NHKのスペイン語講座でスペイン語歌詞によるものも歌われた。しかしこの曲を歌ったダニエル・ブーンは、この後イギリス以外ではヒット曲を出すことはできなかった。

田中星児は1976年末の『第27回NHK紅白歌合戦』で「ビューティフル・サンデー」を歌唱した。さらに翌1977年春開催の「第49回選抜高等学校野球大会」の入場行進曲に採用され、田中が開会式にゲスト出演している。また、「美麗的星期天」という中国語版のカバー曲もある。

カバー

脚注

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外部リンク

テンプレート:オリコン年間シングルチャート第1位 テンプレート:オリコン月間シングルチャート第1位 1970年代後半 テンプレート:オリコン週間シングルチャート第1位 1976年 テンプレート:選抜高等学校野球大会入場行進曲

  1. www.cdandlp.com
  2. 当時の日本盤のジャケットでは「Truly July」と誤植されている。