パスカル・リスバ

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パスカル・リスバ(Pascal Lissouba、1931年11月15日 - )は、コンゴ共和国政治家大統領1992年8月31日 - 1997年10月15日)を務めた。社会民主主義パン・アフリカン連合党員。

パリ大学に留学した遺伝学者であり、パリ大学やユネスコに勤務したあと、コンゴ共和国で行われた1992年の民主的選挙で、ドニ・サスヌゲソ大統領を破って当選。コンゴ共和国大統領となる。しかし、1993年の選挙の公正さに疑問が持たれ、サスヌゲソを中心とする野党が一斉に反発。サスヌゲソ・リスバ双方が私兵を集め、軍事衝突に発展した。1995年12月に一時和平が成立したものの、1997年6月、再び大規模な武力衝突が起こり、サスヌゲソ派が首都を制圧。リスバはロンドンへと亡命した。

亡命から現在に至るまでロンドンに居住しているが、一貫してコンゴへと帰国する意思を示している。しかし復権したサスヌゲソ政権による野党・反対者弾圧の一環として、外患罪と汚職の罪に問われて訴追されているため、コンゴに入国すれば逮捕されるという懸念から、未だに帰国は実現していない。

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