ハナ銀行

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テンプレート:Infobox ハナ銀行(ハナぎんこう)は、大韓民国に所在する銀行1971年に韓国投資金融として設立され、1991年に銀行へ転換し、現在の名称となった。本店はソウル特別市に置く。

概要

アジア通貨危機以降、ポラム銀行、忠清銀行、ソウル銀行と合併・統合し、国内での預金高は67兆韓国ウォンで第4位。2005年12月、持株会社制に移行し、ハナ金融グループの完全子会社となった。ハナ金融グループの株式は韓国証券取引所(証券コード:86790)、およびロンドン証券取引所に上場している。傘下には証券(ハナ証券、大韓投資証券)、クレジットカード、損害保険等の子会社を有する。ドイツ保険大手、アリアンツから資本を受け入れ、戦略的な提携を行っている。

日本金融庁の分類では「外国銀行」となり統一金融機関コード0480である。東京都千代田区に東京支店を開設している。

中国関連も重視していて、朝鮮族が多く住む吉林省吉林銀行の株式を2008年に取得している。 [1]

大韓サッカー協会(KFA)のスポンサーでもあり、利子の一部が協会の強化費やサポーター支援に充てられる預金口座も提供している。年末に行われる国内No.1クラブチームを競うトーナメント大会、韓国FAカップの冠スポンサーにもなっている。「ハナ」とは朝鮮語で「一つ」という意味の固有語。

参考

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外部リンク

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  1. 韓亜銀行(ハナ銀行)、吉林銀行の株式を取得(中国語、2008年)