チャイブ

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チャイブAllium schoenoprasumテンプレート:Lang-en-shortテンプレート:Lang-fr-shortテンプレート:Lang-it-short)は、ネギ属葉菜または根菜セイヨウアサツキエゾネギともよばれる。鱗茎が分球し群生するので、特に英語ではchivesと複数形で書かれる。

ラッキョウに似た地下茎を持つ。葉は細い円筒形で先がすぼまっている。

なお、アサツキ (A. schoenoprasum var. foliosum) はチャイブの変種である。

特徴

形態的にはアサツキによく似ているが、チャイブには鱗茎がなく、アサツキが夏になると休眠することに対して、チャイブは冬に地上部は枯れるが休眠はしない。

アサツキと混植すると交雑しやすく、容易に雑種が出来てしまうので注意が必要。繁殖はタネ、または株分けによって行える。

栄養成分

カロテンを豊富に含む緑黄色野菜である。 ネギの芳香成分(硫化アリル)を多く含むことからネギと同じ芳香を持つ。硫化アリルにはビタミンB1と結合して、糖質をエネルギーに変えやすくする作用がある。また薬味として取ると食欲増進効果がある。

調理法

西洋料理では日本のネギのようにつかわれている。主に刻んで料理にふりかけて調味料として使われる。 豊富に含まれるカロテンは、油で炒めてから使うと体内での吸収がよい。

ベークドポテトポテトサラダスープの浮身、オムレツの具などによくあう。バターと混ぜてチャイブバターとしてもよい。

関連項目

外部リンク

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