センチュリーシリーズ
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センチュリーシリーズは1950年代に開発されたアメリカ空軍の戦闘機群。
概要
制式名称がF-100番台のものを、センチュリーシリーズという。一般的にはF-100からF-106までをさすことが多いが、ごく稀にF-110以降もセンチュリーシリーズに加えられている場合もある。
ノースアメリカン社のF-100 スーパーセイバーから始まる。世界初の実用超音速戦闘機が100というきりのいい型番になり、続く機体もみな超音速機となった事から、この名で呼ばれるようになった。
この型番の付与は意図的なものという説テンプレート:要出典がある。スーパーセイバーを100番にするために、F-98とF-99はミサイルに割り当てる調整がなされたとされる。しかしながらF-100が最初の実用超音速戦闘機となったのは、XF-90・XF-92の音速突破失敗、音速突破を果たしたXF-91の不採用による偶然であり、信憑性に疑問があるテンプレート:要出典(93〜97番は既存機の改修型に付与)。
センチュリーシリーズ一覧
一般にセンチュリーシリーズと呼ばれるのは以下の6機である。
- ノースアメリカン F-100 スーパーセイバー
- マクドネル F-101 ヴードゥー
- コンベア F-102 デルタダガー
- ロッキード F-104 スターファイター
- リパブリック F-105 サンダーチーフ
- コンベア F-106 デルタダート
- 20th Fighter Wing F-100Ds, RAF Wethersfield.jpg
F-100D
- McDonnell F-101A 060912-F-1234S-011.jpg
F-101A
- Convair F-102A-41-CO Delta Dagger 55-3372.jpg
F-102A
- 479th Tactical Fighter Wing - F-104s 1960.jpg
F-104C
- Republic F-105D-5-RE (SN 59-1719) in flight 060901-F-1234S-010.jpg
F-105D
- F-106A from top.jpg
F-106A
以下の機体は100番台ではあるが、通常センチュリーシリーズに含まない。
- リパブリック XF-103 (モックアップのみ)
- ノースアメリカン F-107 (試作のみ)
- ノースアメリカン XF-108 レイピア (モックアップのみ)
- F-109 (正式には命名されず、4つの提案があった)
- Republic XF-103 in flight.jpg
XF-103 (想像図)
- F-107A in flight.jpg
F-107A
- North American XF-108-Rapier.jpg
XF-108 (想像図)
- Bell XF-109.jpg
D-188A (想像図)
F-109案のひとつ - F-101B New York ANG in flight 1978.jpeg
F-101B
F-109案のひとつ - F-106B Delta Dart.jpg
F-106B
F-109案のひとつ - Ryan X-13.jpg
X-13
F-109案のひとつ
110番台をセンチュリーシリーズに含めることは稀である。
- マクドネル・ダグラス F-110 スペクター (後にF-4Cに改称)
- ジェネラル・ダイナミクス F-111 アードバーク
- ロッキード F-117 ナイトホーク
- F-110Specter.jpg
F-110 (F-4C)
- F-111 1.jpg
F-111
- F-117 Nighthawk Front.jpg
F-117