ドブニウム
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テンプレート:Elementbox ドブニウム(テンプレート:Lang-en-short)は原子番号105の元素。元素記号は Db。安定同位体は存在せず、半減期も短い。超ウラン元素、超アクチノイド元素であるが、その物理的、化学的性質の詳細は不明。発見された中で最も半減期が長い同位体は、ドブニウム268の29時間。
同位体に関しては、ドブニウムの同位体を参照。
歴史
1970年、カリフォルニア大学バークレー校(アメリカ合衆国)のアルバート・ギオルソ (Albert Ghiorso) らにより発見された。同じ時期、1968年から1970年にかけてソビエト連邦(ロシア)のドブナにあるドブナ研究所(現:合同原子核研究所、JINR)でもリアム・モーランド (Liam Morland) が新元素発見を報告した。
当初は系統名でウンニルペンチウム (unnilpentium, Unp) と呼ばれていた。新元素の名前について、ソ連の研究者はニールス・ボーアにちなんだ「ニールスボーリウム (nielsbohrium)」(テンプレート:Lang-ru-short, Ns)を提案し[1]、アメリカの研究者はオットー・ハーンにちなんだハーニウム (hahnium, Ha) を提案していた(ボーアの名は後に107番元素として採用)。
1997年、ドブナ研究所のあるドブナの地名からこの名が付けられた[2]。
化合物
ドブニウムの化合物は4種類知られており、全て5価の化合物である。5価を取る性質はニオブやタンタルに類似している。
- DbCl5:五塩化ドブニウム (dubnium pentachloride)
- DbBr5:五臭化ドブニウム (dubnium pentabromide)
- DbOCl3:オキシ塩化ドブニウム (dubnium oxychloride)
- DbOBr3:オキシ臭化ドブニウム (dubnium oxybromide)
出典
テンプレート:元素周期表- ↑ НИЛЬСБОРИЙ БЭС
- ↑ テンプレート:Cite