サンテリア

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サンテリアの儀式風景（キューバ、2011年）

サンテリアまたはサンテリーア（Santería）は、主に西アフリカのヨルバ人の民俗信仰と、カトリック教会、スピリティズム（心霊主義／別名カルデシズム）などが混交して成立したキューバ人の民間信仰。混淆宗教。

入門の儀式や厄よけの儀式を執り行う司祭をサンテーロ（男）、サンテーラ（女）と呼ぶ。彼らは宝貝（カラコル）を使った占いを行なう。また、同様に、サンテリアへの入門の儀式や厄よけの儀式、イファ占いを行なう司祭を、特別にババラウォと呼ぶ。

なお、ハイチのブードゥー教やブラジルのカンドンブレ、マクンバなどはサンテリアの仲間である。

キューバではサンテリアのみならず、パロ（パロ・モンテ、パロ・マヨンベ）やアバクワ、ブードゥー教といった別種のアフロ・キューバ信仰も盛んである。

著名な信者

• オマール・ソーサ（キューバ出身のジャズ・ピアニスト）
• イブラヒム・フェレール（ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ）