コールホーフェンFK58
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コールホーフェンFK58A | ||
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用途 | 戦闘機 | |
乗員 | パイロット1名 | |
初飛行 | ||
製造者 | コールホーフェン | |
寸法 | ||
全長 | 8.70 m | |
翼幅 | 11.00 m | |
全高 | 3m | |
翼面積 | 17.3m² | |
重量 | ||
空虚 | 1800 kg | |
動力 | ||
エンジン | ノーム・ローン 14N×1 | |
馬力 | 1080hp×1 | |
性能(目安) | ||
最大速度 | 504km/h | |
航続距離 | 750km | |
武装 | ||
固定武装 | 4 x 7.9mm FNブローニング |
コールホーフェンFK58は第二次世界大戦のオランダのコールホーフェン社の戦闘機である。1939年に自国用戦闘機の生産で手一杯だったフランスは海外駐留部隊用として植民地省が50機を発注し、1940年にオランダが侵攻されて供給不能となるまでにフランス空軍に18機が納入された。これに続き、戦闘機不足のため、後にオランダ陸軍航空隊から注文をうけるがオランダ軍機としては大戦にまにあわなかった。
1080馬力の空冷エンジンを搭載した低翼単葉機で、引き込み脚を採用した。設計者はフォッカー D.XXIを設計したSchatzkiである。
フランス空軍向けの内、初期の4機は試作機と同じイスパノ・スイザ14AA10(930HP)装備しFK58と呼ばれ、残る機体はノーム・ローン14N39(990HP)装備しFK58Aと呼ばれている。ドイツ軍侵攻時には亡命ポーランド人によってプロバンス地方で哨戒任務に就いていたが、特に戦績は残していない。