コリンティアコス湾
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テンプレート:Infobox ocean コリンティアコス湾(テンプレート:Lang-el / Korinthiakós Kólpos)は、ギリシャ中央部にある湾。イオニア海がギリシャ半島(バルカン半島南部)に深く湾入したもので、ギリシャ本土(ステレア・エラダ)とペロポネソス半島を隔てている。
コリント湾(テンプレート:Lang-en-short)やコリンティア湾(Corinthian Gulf)などの名称でも呼ばれる。
名称
コリンティアコス湾(コリント湾)の名は、最奥部の都市コリントに由来する。
湾口部の都市レパント(ナフパクトスのイタリア語名)から、レパント湾(Gulf of Lepanto)とも呼ばれる。
地理
「コリンティアコス湾」が指し示す範囲は諸説ある。イオニア海の湾入部のうち、リオ海峡の手前(西)をテンプレート:仮リンクと呼び、リオ海峡より奥(東)のみをコリンティアコス湾とすることもある。
東西の長さは 130 km、幅は最も広い場所で 32 kmある。この湾はエーゲ海プレートとユーラシアプレートの境界(発散型境界)にあたり、周辺では地震も活発である。
リオ海峡にはリオ=アンディリオ橋が架けられ、本土とペロポネソスを道路で結んでいる。
湾の最奥部(東南部)にコリントス地峡があり、コリントス運河によってサロニコス湾(エーゲ海)と結ばれている。