キマユペンギン

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キマユペンギンEudyptes pachyrhynchus)は、動物界脊索動物門鳥綱ペンギン目ペンギン科に分類される鳥類。別名ヴィクトリアペンギンフィヨードランドペンギン

分布

ニュージーランド南島周辺)[1]

形態

全長40-55センチメートル[1]。頭部から上面の羽衣は黒く、下面の羽衣は白い[1]。嘴基部から眼上部、後頭にかけて太く黄色い筋模様が入り、後部では垂れ下がる[1]。頬には白い筋模様が入る[1]

虹彩は褐色[1]。嘴は太くて短い[1]。後肢はピンク色[1]

生態

繁殖形態は卵生。単独で営巣するか小規模な集団繁殖地(コロニー)を形成する[1]。ペアは長期間にわたって解消されない[1]。海岸の温帯雨林で岩の隙間や洞窟、木の根元などに2個の卵を産む[1]

人間との関係

生息地の破壊、人為的に移入されたイヌやネズミによる捕食などにより生息数は減少している[1]1984年における生息数は5,000-10,000ペア、1991-1993年における生息数は1,000ペア以下と推定されている[1]

画像

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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  1. 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ8 太平洋、インド洋』、講談社、2001年、59、173頁。