ガラパゴス (バンド)

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ガラパゴス(GALAPAGOS)は、日本バンド

1990年発売のシングル『INDIAN BOY』でデビュー。

イカ天」に象徴される折からのバンドブームであったが、ジャングルビートという当時の売れ線の主流から外れた独自サウンドを展開。

ほとんどの楽曲をベース担当の上西泰史が手がけており、アルバム『DOWN BY LAW』のジャングルビートは、80年代に活躍した英国バンドアダム&ジ・アンツBOW WOW WOWの影響を大きく受けていると思われる。

ガラパゴスはメジャーデビュー前にもかかわらず300人を超える動員を集め渋谷クワトロや川崎クラブチッタなどライブを中心に活動していた。

大手レコード会社からの争奪戦の末、ボーカル狩野環の実兄である布袋寅泰の事務所IRc2コーポレーションに所属する事となり東芝EMIからのデビューを果たした。

当初アルバム一枚で解散の予定だったが、東芝EMIの思惑から以降『FLOWERS』『HONEY PIE』とオリジナルアルバムは3枚までリリ-スされ、1994年に解散した。

ボーカルの狩野環が布袋寅泰の実妹であることは意外に知られておらず、ガラパゴス解散後は新たにSUPER EGOを結成。後に同バンドのドラマーと結婚した。

彼女の第一子は女児でハナと命名されるが、この名前を兄の布袋寅泰はジーザス・ジョーンズマイク・エドワーズの女児にセカンドネームとして贈った。山下久美子今井美樹相川七瀬の楽曲にもコーラスで参加している。

ギターの田中詠司はガラパゴス解散後、一時期PERSONZに加入。PERSONZも脱退したあとは、SWEET NUMBER NINEに在籍している。

ベースの上西泰史はガラパゴス解散後、ゲームミュージックの作曲やクニイリツコの編曲を手がけたり、アンビエントノイズバンドLOAD PLANET I.D.に参加していた。

現在はコアメダリクスRama Amoebaのメンバーとして活動中。

ドラムの飯塚徹は解散後の1994年頃に松井常松のツアーに参加していたが、その後の消息は不明。

2012年1月ガラパゴスのデビューアルバムであるDOWN BY LAW が1月25日、廉価盤として¥1500にて再発。

2012年2月 布袋寅泰氏の30th Anniversary Special Package HOTEI MEMORIAL SUPER BOX 生産限定盤(2012年02月01日)にかつて布袋氏がラジオ内でカバーしたガラパゴスの月の流す涙が収録されている。

メンバー

ディスコグラフィ

シングル

  • INDIAN BOY
  • WAR THE WAR
  • MY LOVE AGAIN
  • ロックバルーンは99

アルバム

  • DOWN BY LAW
  • FLOWERS
  • HONEY PIE
  • TREASURE(ベスト盤)
  • STAR STREET TRAX(コンピレーション)テンプレート:Asbox