カイエ・デュ・シネマ

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カイエ・デュ・シネマ』(Les Cahiers du cinéma)は、フランスの映画批評誌である。初代編集長アンドレ・バザン提唱の「作家主義」、および同誌の執筆者からヌーヴェルヴァーグの映画作家たちを生んだことで知られる。

概要・略歴

主な出身者

特筆以外は映画作家、脚本家となった者。

日本版

  • 1991年には日本語版である「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」が創刊された。80年代にフランス本誌に寄稿していた梅本洋一を編集長として、仏本誌の批評の翻訳紹介、さらには独自の批評活動を展開する。仏本誌同様、執筆者から青山真治篠崎誠ら映画作家を生む。フィルムアート社勁草書房、と版元を変遷したのち、2001年に休刊。

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外部リンク

  • 映画狂のバイブル、仏カイエ・デュ・シネマ誌が英アート出版社に売却、eiga.com, 2009年2月13日付、2010年1月12日閲覧。