オールスパイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:生物分類表

オールスパイス (allspice, テンプレート:Snamei) は、フトモモ科の植物で、果実または葉が香辛料として用いられる。名前の由来は、シナモンクローブナツメグの3つの香りを併せ持つといわれることから。

実際に、クローブにも似たスパイシーな味と香りを持つ。果実や葉、つぼみを乾燥した後、ピクルスソースソーセージなどに用いられる。

オールスパイスは、生であれ加熱調理後であれ、α-アミラーゼα-グルコシダーゼのいずれに対して、顕著な阻害作用を示し、糖尿病予防への可能性が示唆された[1]

脚注

  1. 市販香辛料のα-アミラーゼ活性およびα-グルコシダーゼ活性に及ぼす影響、三浦 理代、五明 紀春、日本食品科学工学会誌、Vol.43 (1996) No.2 P157-163

関連項目

テンプレート:Sister テンプレート:Sister

テンプレート:Herbs & spices