エルツ山地

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エルツ山地(エルツさんち、ドイツ語:Erzgebirgeチェコ語:Krušné hory)は、ドイツチェコ国境線となっている山地である。

概ね東北東から西南西方向に伸びた山地であり、西端はテューリンガーヴァルト(Thüringer Wald)及びベーマーヴァルト(Böhmer Wald)と交差している。最高所はクリーノベツの標高1,244m、東へ行くにつれ標高は低くなっており、エルベ川の峡谷が山地を横断している。

くるみ割り人形をはじめ、数多くの独特で精巧な木材芸術で有名。

冬季はレジャークロスカントリースキーで賑わうアルテンベルク(Altenberg)や、エルツ山地木材芸術博物館があり、東エルツ山地では最も高いシュヴァルツェン山 (Schwarzenberg) を抱えるザイフェン (Seiffen) など、観光要素も豊富。

周りが山で鎖されているため、交通の便が悪く、自動車が唯一の移動手段となっている市町村が多い。

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