ウィルコム定額プラン

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ウィルコム定額プラン(ウィルコムていがくプラン)はウィルコムウィルコム沖縄が提供する音声通話定額制の料金プランである。また、同事業者が提供する新ウィルコム定額プランおよび、特定機種を対象とした「ウィルコムプラン」類を含むその派生プランについても本項で説明する。

概要

ウィルコム定額プラン2005年5月1日に提供開始された。当初は、相手がウィルコムの場合の通話料が2時間45分まで無料で、それを超過した場合と、他社PHSや一般加入電話IP電話への音声通話料は30秒につき10.5円、携帯電話へは30秒につき13.125円となる。

2006年10月20日に改定され、他社PHS宛がウィルコム宛の通話料と同額となった。なお、この時点での他社PHSには、アステル東北PHSを継承した東北インテリジェント通信ドコモPHSがあった。前者は2006年12月20日、後者は2008年1月7日で事業を終了した。

2009年2月5日には新ウィルコム定額プランが提供開始された。

以降、区別のためにウィルコム定額プランを「旧プラン」、新ウィルコム定額プランを「新プラン」と表記する。

旧プランおよび、新旧プランの共通項目

以下の節では、両プランに共通する部分を解説する。

PHSへの通話は、1回の通話当り2時間45分以上の通話は無料となる。それを超過すると契約料金プラン所定の通話相手先に応じた通話料が課金され、また、1回の通話当り16時間以上の通話は切断することがあるとされている。なお、これらは、通話時間の通算ではなく、1回の通話時間に関する制限であるため、2時間45分経過前に、いったん通話を切ってかけ直した場合には、いくら長時間の通話をしても無料となる。

メールは、ウィルコムのメールアカウント(foo@bar.pdx.ne.jp, foo@willcom.com)を使い、音声端末単体でAIR-EDGE PHONEセンターを経由して送受信したEメールは、メールの送受信先に関わらず無料となる。ウィルコム間のショートメッセージサービスであるライトメールの送信も無料となる。詳細はメール定額制を参照。 ただし、Webサイト閲覧等、Eメール以外のパケット通信については定額の対象外で、別途料金が発生する。

年間契約が必須となっており、契約期間内に解約すると1年以内では4,200円、1年以上では2,100円の年間契約解除手数料が発生する。2013年6月20日に年回契約の契約期間見直しに伴い、契約満了日付で解約した場合にも年間契約解除手数料が発生するようになった。

なお、特定端末を対象とした「ウィルコムプラン」は契約期間が3年間に設定されており、契約期間内または契約満了日付に解約した場合、9,975円の契約解除事務手数料が発生する。

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ファミリーパック

複数のウィルコム定額プラン・新ウィルコム定額プランを同一名義にて一括支払にすること(ウィルコムでは「請求統合」と称する)による割引サービス。通常は2,900円の月額料金が、2回線契約の場合はすべての回線の料金が2,548円に、3回線以上契約している場合はすべての回線の料金が2,200円になる。個人の場合、最大で6回線まで契約できる。

2013年6月以降に新規契約した場合、当割引の適用外となるAIR-EDGE向けコース、新ウィルコム定額プランS/G/GS、新つなぎ放題での契約回線が請求統合されたグループに含まれている場合でもファミリーパックの回線にもカウントされない。ただし、2013年5月以前に加入している場合はファミリーパックの回線にカウントされる。

ハートフルサポート

妊娠中の方、小学生以下のの子供がいる方、「身体障がい者手帳」・「療育手帳」・「精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)」のいずれかの交付を受けている方、社会福祉事業者・公的医療機関・医療法人に勤務する職員の方を対象に、1台でも月額2,200円で両プランのどちらかを提供する割引サービス。

パケット通信について

ウィルコム定額プラン・新ウィルコム定額プランではEメール等の定額対象を除いて、WEBサイト閲覧等のパケット通信には別途料金が発生し、通信料に応じて従量課金がなされる。

ウィルコム定額プランのパケット通信料は0.021円/1パケットであり、従来の音声通話向け料金コースのパケット通信料と比較して割安に設定されている。また、ウィルコム定額プランとしては上限のない従量制であるものの、パケット安心サービスと呼ばれる事実上のパケット定額サービスが自動的に適用されるため、パケット通信料として請求される上限料金は21,000円となる。

なお、新ウィルコム定額プランでも従量課金ではあるが、パケット通信料の上限料金が設定されている。

新ウィルコム定額プラン

2009年2月5日に開始した新ウィルコム定額プランでは、自動的にパケット定額制も適用される。

  • パケット単価は0.084円/パケット。
  • パケット代金の上限は2800円で使い放題。

なお、パケット代金の上限は端末での携帯サイト閲覧・フルブラウザ・PC接続での利用に関係なく適用される。また、メールは別枠で定額となるため、パケット数としてカウントされない。

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派生プラン

新ウィルコム定額プランS

2009年12月1日に開始。当初は、中学生・高校生契約者限定プランであり、開始日より2010年3月31日までの新規・機種変更時にのみ適用可能だった。1991年4月2日1997年4月1日生まれが対象。適用期間は契約日から3年間で、以降は新ウィルコム定額プランへ移行されるという条件だった。

2010年2月10日受付分から条件が一部変更された。新条件では同日から2010年10月31日申込分に対して適用となり、新規契約または機種変更を伴う変更で、申込日時点で22歳以下であるか、それ以上の年齢であっても規定された学生証を呈示出来る学生であれば、プラン申込が可能となる。当初は5月31日までの予定で、後に8月31日までとなり、最終的には前述の通り10月31日申込分までに延長された。

また、従前の条件ではプラン設定日から3年後には「新ウィルコム定額プラン」に変更される事になっていたが、今般の変更により、3年経っても継続利用が可能になった。また、2010年2月9日までに申し込んだ契約者であっても、3年後に「新ウィルコム定額プラン」に強制移行されず、継続して「新ウィルコム定額プランS」が利用出来ることになった。これらの点を除き、当初の設定通りの条件で提供される。

2010年3月26日より10月31日まで、キャンペーンとして、2008年5月以前より利用している2年以上利用ユーザまたはキャンペーン終了期日までに2年以上を経過する見込みとなるユーザに限り、年齢制限無く当プランへの変更の受付が実施された。ただし、本キャンペーンでの申込の場合は、申込翌月からのプラン変更となる。キャンペーン期日は当初は5月31日までの予定で、その後8月31日までとなり、さらにその後10月31日までに変更された。

このほか、WX341K Pの発売発表に合わせ、2010年7月1日より、同機とWX340KWX334Kのいずれかを新規または機種変更で購入した場合は、キャンペーンとして、年齢制限等にかかわらず、当プランへの加入が可能となっている。なお、同年7月~8月の新規契約については新規契約事務手数料も無料となり、同年9月~10月の新規契約については、最大2ヶ月分基本料金が請求明細上キャッシュバック形式で相殺され、実質的には、契約日により、契約日から翌月末または翌々月15日までの基本料金が無料となる。

2010年12月1日に内容改訂を行い、これまで設けられていた年齢制限や申込期限が無くなり、誰でも加入できる通常の料金コースになった。

  • 基本料は1,450円。
  • パケット単価は0.105円/パケット。
  • パケット代金の上限は2800円で使い放題。
  • 携帯電話・一般電話向けの通話料は、21円/30秒。
  • プラン契約日から3年以内に解約または他プランに変更した場合は、1年単位の解約金とは別途5775円が課される。

なお、本プランは、実際の利用者の年齢やその他条件、2010年12月のコース内容改訂にかかわらず、法人契約では加入はできない。

新ウィルコム定額プランG

2010年1月28日に開始された、WILLCOM CORE 3GNTTドコモFOMAハイスピード網)とのデュアル契約のためのプラン。契約には指定された端末が必要で、当プラン指定端末を利用する場合は他のプランの契約が出来ない。2010年9月30日を以って新規受付終了。

  • 基本料は1,450円。
  • パケット単価は、3G通信は0.105円/パケット、PHS通信は0円。
  • 当初、パケット代金の上限は、PHSモードが2,800円、3Gモードが5,250円で、各々独立して使い放題という設定で、両方を上限まで利用した場合は、合算額である8,050円となる。ウィルコム以外の通話を考慮しない場合、基本料を含めると9,500円での利用となる。
    • 2010年3月15日より、当プラン利用時のPHSモードのパケット料は無料化された。同年3月1日以降の利用分にさかのぼって無料化される。このため、パケット代金の上限は、PHSモードが0円、3Gモードが5,250円となった2月28日までは、PHSの単価も0.105円/パケット。
  • pdx.ne.jpドメインまたはwillcom.comドメインのプッシュメールの送受信は、PHSパケットではパケット数としてカウントされないが、3Gパケットでは課金対象となっていた。ただし、2010年3月15日以降は、PHSパケットでのみしか送受信できなくなっている。
  • 携帯電話・一般電話向けの通話料は、21円/30秒。
  • 3Gパケット料の請求のみ、1ヶ月遅れて請求される。
  • 通常の「新ウィルコム定額プラン」同様、新規契約期間からの年数に応じた年間契約の解除料に加え、プラン契約日から3年以内に解約または「新ウィルコム定額プランS」を除く他プランに変更した場合は、5,775円が別途課される。解除料は、新規契約から1年以内は4,200円、以降は2,100円。ただし、W-VALUE SELECT適用期間は免除。
  • 請求明細上は、基本料金・PHS利用部分の料金が同一である「新ウィルコム定額プランS」の表示となる。
  • 他のプランでは、通常、新規契約日が11日~末日の場合は、他回線との請求統合がない限りは請求が15日締となるが、本プランは、契約日にかかわらず末日締めとなり、15日締の契約者がWS027SH等に機種変更したことに伴って、本プランに切り換えた場合は、変更日より末日締に変更される。これにより、変更初月はユニバーサルサービス料を含め1.5ヶ月分の請求となる形で調整される。これは、末日締の回線と15日締の回線を請求統合した場合にも同様の現象が生じる。
    • なお、すべて15日締めの請求統合回線のうちの1つを本プランに変更した場合、あるいは、既に15日締めの請求統合がなされているグループに新規で本プランの回線を追加した場合もすべて末日締めに変更される。
  • WILLCOM CORE 3Gの番号と本来のPHSの2つの番号があるが、本プランでのユニバーサルサービス料は、1番号分の徴収となる。ウィルコム側でどのように処理されているのかは不明。
  • 3Gでのパケット利用分については、ポイントサービスの付加対象外であり、なおかつW-VALUE割引の対象からも外れる
  • 対応端末であっても、買い増しを含み持ち込み新規・持込機種変更は不可。
  • プラン開始当初、高速利用を目的としない場合は、FOMAカードを抜くなどして3G部分を一切利用しないことにより、上述の新ウィルコム定額プランSとほぼ同じ利用方法が可能だった。

新ウィルコム定額プランGS

2010年10月8日に開始された、ソフトバンクモバイルSoftBank 3G3G ハイスピード網を利用した、WILLCOM CORE 3Gとのデュアル契約のためのプラン。契約には指定された端末が必要で、当プラン指定端末を利用する場合は他のプランの契約が出来ない。指定端末は当初はWS027SH Sで、その後、PHS電話機とスマートフォンのセット製品であるX PLATE × DELL Streakセット、WX01NX × Libero 003Zセット、WX01NX × Vision 007HWセット、SOCIUS × GALAPAGOS 005SHセット、SOCIUS × GALAPAGOS 003SHセットが加わった。

  • 基本料は1,450円。
  • パケット単価は、3G通信は0.105円/パケット、PHS通信は0円。
    • 3Gパケットの上限額は、5,250円となる。
  • 携帯電話・一般電話向けの通話料は、21円/30秒
  • 対応端末であっても、買い増しを含み持ち込み新規・持込機種変更は不可。
  • 本プラン独特の制約事項として、
    • WS027SH Sで契約した場合、直近30日以内に3G回線にて500万パケットのデータ通信があった場合は、通信速度制限が行われる。ただし、PHS回線でのデータ通信については通信速度制限の対象外となる。
    • PHS電話機とスマートフォンのセット製品で契約した場合、スマートフォン側の前々月の月間利用データ量が、1,000万パケットを超えた場合、通信速度制限が行われる。PHS電話機側については、メール以外のデータ通信は出来ないため、制限は特に加えられない。

その他、基本的には、新ウィルコム定額プランGと同様だが、通信速度のアップリンクが1.4Mbpsまでとなる。また、同じ型番モデルの端末であってもG対応の個体では契約できないため、GS対応の個体が必要になる。

ウィルコムプランW

2012年4月26日に開始された3GモバイルWi-Fiルーター機能搭載端末のための料金プラン。契約には指定された端末が必要で、当プラン指定端末を利用する場合は他のプランの契約が出来ない。指定端末はWX02S

  • 基本料は3,880円。キャンペーン料金とのことだが、2013年11月時点では終了時期やキャンペーン終了後の通常料金は明記されていない。
  • パケット単価は指定アクセスポイントでWi-Fi機器とのテザリング用途で使用する場合は3G通信が無料となる。また、プロバイダー料金は本プランの基本料に含まれている。
  • 携帯電話・一般電話向けの通話料は、21円/30秒。
  • 本プランでは3G回線にて前々月の月間利用データ量が、3,000万パケットを超えた場合、通信速度制限が行われる。なお、指定端末ではPHS回線でのデータ通信はメールしか利用できず、PHS回線でのデータ通信は通信速度制限の対象外となる。

ウィルコムプランD

2012年6月21日に開始されたPHSと3Gのデュアル通信方式に対応したスマートフォンのための料金プラン。契約には指定された端末が必要で、当プラン指定端末を利用する場合は他のプランの契約が出来ない。指定端末はWX04KWX06KWX350Kのセット製品であるHONEY BEEスマホセット。

  • 基本料は980円。本プランではWEB接続料(315円)と3Gパケット定額(5,460円)の加入が必須のため、実質的な月額使用料は6,755円となる。なお、22歳以下の者または学生がHONEY BEEスマホセットを購入し、本プランに契約した場合、「学割パック」が適応され、本プランの基本使用料が無料となり、WEB接続料と3Gパケット定額の計5,775円で利用可能。
  • 通話料は21円/30秒。PHS回線は携帯電話や一般電話にかける場合に課金、3G回線の場合は相手先を問わず課金される。
  • パケット単価はPHS通信・3G通信どちらも無料。ただし、3G通信でWILLCOM CORE 3Gやソフトバンクモバイル以外の他社携帯電話宛にSMSを送信する場合は、1通につき3.15円かかる。
  • 本プランでは3G回線にて前々月の月間利用データ量が、1,000万パケットを超えた場合、通信速度制限が行われる。なお、PHS回線でのデータ通信は通信速度制限の対象外となるが、WX04KではPHS回線のメール並びにデータ通信が利用できない。

ウィルコムプランD+

2013年7月18日に開始されたPHSと4G/3Gのデュアル通信方式に対応したスマートフォンのための料金プラン。契約には指定された端末が必要である。指定端末はWX10KWX04SHWX05SH

  • 基本料は980円。本プランではWEB接続料(315円)とパケット定額料(5,985円)の加入が必須のため、実質的な月額使用料は7,280円となる。なお、キャンペーンにつき、加入から2年間、パケット定額料が525円割引になり、月額使用料は6,755円となる。キャンペーン終了時期は明記されていない。
  • 料金体系は前述のウィルコムプランDに準じる。
  • 本プランでは、4G/3G回線にて請求月のデータ量が7GBを超えた場合、通信速度制限が行われる。なお、別途「My WILLCOM」、ウィルコムサービスセンター、通知メール内のリンクから申し込むことで通信速度制限を解除することができるが、その際、2GB毎に2,625円の通信速度制限解除料がかかる。PHS回線でのデータ通信は通信速度制限の対象外となるが、WX10KではPHS回線のメール並びにデータ通信が利用できない。

ウィルコムプランLite

2013年7月18日に開始されたスマートフォンのための料金プラン。本プランでは前述のウィルコムプランD+指定端末に加え、201HWも指定端末に加わる。

  • 基本料は980円。本プランではWEB接続料(315円)とパケット定額料(2,980円)の加入が必須のため、実質的な月額使用料は4,275円となる。なお、キャンペーンにつき、加入から6ヶ月間、パケット定額料が1,000円割引になり、月額使用料は3,275円となる。キャンペーン終了時期は明記されていない。
  • 料金体系は前述のウィルコムプランD/D+に準じる。
  • 本プランでは、4G/3G回線にて請求月のデータ量が1GBを超えた場合、通信速度制限が行われる。なお、別途「My WILLCOM」、ウィルコムサービスセンター、通知メール内のリンクから申し込むことで通信速度制限を解除することができるが、その際、0.1GB毎に315円の通信速度制限解除料がかかる。このため、通信速度制限解除を申し込み、データ量が多くなった場合、ウィルコムプランD+の上限額よりも高額となる。PHS回線でのデータ通信は通信速度制限の対象外となる。なお、WX10KではPHS回線のメール並びにデータ通信が利用できない。また、201HWはSoftBank 201HWのウィルコム向けリブランドモデルである性質上、PHS回線による通話もできない。

付加可能なオプション

ウィルコム定額プランの場合

「ウィルコム定額プラン」専用のオプションサービスは2010年12月31日を以て店頭での受付が終了し、新規契約や機種変更を伴わないプラン変更も2011年2月28日を以て受付を終了している。現在の利用者は継続利用できる。

リアルインターネットプラス

月額2,100円のオプションで、電話機でのインターネットやパソコンに接続しての2xパケット通信が使い放題になる。2xパケット通信非対応の電話機では1xパケット通信での利用となる。

データ定額

データ定額を参照。

通話パック(旧・070以外もお得な通話パック)

月額1,050円のオプションで、1,260円分の無料通話分が付く。2007年3月利用分からは、6,300円までの無料通話分を無期限に繰り越せる。また同年6月利用分からは、パック利用者同士で分け合いが行える。なお、この無料通話分は通話料としての利用に限らず、パケット通信料としての利用も可能である。

2013年6月利用分からは無料通話分が2,100円分に引き上げられるとともに、無料通話分の繰り越しが不可(2013年5月利用分をもって繰り越しが終了)となったことで、新ウィルコム定額プランでの新通話パックと同一のサービス内容となり、この新通話パックの利用者との分け合いも可能となった。

新ウィルコム定額プランの場合

新ウィルコム定額プランでは、オプションもウィルコム定額プランから変更がある。また、標準でパケット定額制が適用となるので、パケット関連のオプションは存在しない。なお、新ウィルコム定額プランSおよび同G、同GS、ウィルコムプランW、同Dにも適用可能。

新通話パック

月額は1,080円とウィルコム定額プランの通話パックと同じであるが、無料通話分は2,160円(国際電話は2000円で割引の優先順位は国内通話より)まで増加している。また、請求統合グループ内のパック利用者同士での分け合いも可能である。ただし、パケット通信料に充当することはできず、また翌月に繰り越すこともできない。また、後述の「だれとでも定額」との併用不可で、本オプションが適用される場合は「だれとでも定額」は自動解約となる。 なお、日割りでの契約も可能で日額36円で無料通話が72円(国際電話は67円)つく。現在はだれとでも定額があるので、メリットはほとんどない。 国際電話をよく使う人向けのサービスであり、だれとでも定額との併用はできない。 2013年6月利用分からはウィルコム定額プランの通話パック利用者との分け合いができるようになった。

だれとでも定額

一部地域での試験サービスを経て、2010年12月から全国展開を開始したオプションサービス。月額980円(2014年4月1日以降1008円,2015年10月1日以降1027円)で、他社携帯・一般加入電話・IP電話を問わず、1回あたり10分以内、月500回以内の通話なら通話料が無料となる。なお、日割り計算を行うこともでき、使いたい日だけだれとでも定額をつけ、使わない日は外すといったことも可能である。したがって、1日の通話が30.1秒以上の場合はだれとでも定額をつけたほうがお得である。ただし、国際電話のプリペイドカードの中継接続として使うアクセスポイントの場合は対象外である。(ブラステル・コスモブリッジなどの国際電話サービスはだれとでも定額を使われると減収につながるので、willcomに対して、だれとでも定額の対象外にするように申し立てをしたためである。telinkについてはフリーダイヤルの国際電話サービスを行っておらず、フリーレスののみのサービスのため、減収にはつながらないという観点からだれとでも定額の対象となっている) なお、1回あたり10分を超える通話については各料金コース所定の通話相手先に応じた通話料が、また、月500回を超えた場合は10分以内でも21円(2014年4月1日以降21.6円,2015年10月1日以降22円)/30秒の通話料がかかる。契約時期の条件がクリアされ、なおかつ申込可能な期間が限定されているなどの一部の例外を除き、W-SIM契約の場合はセットできない。

ユーザーのニーズに応え、2010年12月10日からは「新ウィルコム定額プランG」・「新ウィルコム定額プランGS」および、W-SIM契約にも2011年2月28日までの期間限定で申し込みができるようになった。また、WS027SHまたはWS027SH S2010年11月30日以前に契約した場合、または、前述のPHS電話機とスマートフォンのセット製品を契約した場合も申込可能。ウィルコムプランD+、同Lite、WX01TJ専用料金プランであるパス専用プランでも申込可能である。

脚注

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関連項目

外部リンク