アルタイ地区
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テンプレート:基礎情報 中国の都市 アルタイ地区(‐ちく)は中華人民共和国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州の最北部に位置する地区。アルタイ市に所在するアルタイ地区行署が管理する。
カザフ族、回族、ウイグル族、モンゴル族など少数民族が過半数の33.6万人を占める。アルタイはモンゴル語で金を意味し、実際に金を産出する。
目次
地理
東はアルタイ山脈を隔ててモンゴル国西部、北はロシア連邦シベリア連邦管区アルタイ共和国、西はカザフスタン共和国と接する。南は伊犁カザフ自治州のジュンガル盆地が広がる。河川や湖沼が多く、新疆では別天地をなす。
行政区画
1県級市・6県を管轄する。
年表
阿山専区
- 1949年10月1日 - 中華人民共和国新疆省阿山専区が成立。承化県・ブルルトカイ県・ジェミナイ県・チンギル県・カバ県・コクトカイ県・ブルチン県が発足。(7県)
- 1953年11月20日 - 承化県がアルタイ(阿泰)県に改称。(7県)
- 1954年2月1日 - 阿山専区がアルタイ専区に改称。
アルタイ専区
- 1954年2月1日 - 阿山専区がアルタイ専区に改称。(7県)
- アルタイ(阿泰)県がアルタイ(阿勒泰)県に改称。
- 1954年11月27日 - アルタイ専区がイリ・カザフ自治州アルタイ専区に改称。
新疆省イリ・カザフ自治州アルタイ専区
- 1955年9月13日 - 新疆ウイグル自治区の成立により、新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州アルタイ専区となる。
新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州アルタイ地区
- 1975年1月30日 - イリ・カザフ自治州アルタイ専区がイリ・カザフ自治州アルタイ地区に改称。(7県)
- 1984年11月17日 - アルタイ県が市制施行し、アルタイ市となる。(1市6県)
- 2011年12月27日 - アルタイ市・ブルルトカイ県の各一部が合併し、自治区直轄県級行政区の北屯市となる。(1市6県)
経済
水資源が豊富で、魚が年間5千トンも獲れる。草原は広く、家畜数は凡そ500万頭に上る。さらに森林資源や鉱産物も豊富である。地区の生産総額(GDP)は34.8億人民元(2001年)、対外輸出額は約5,000万米ドルであった。