りそな信託銀行

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テンプレート:基礎情報 銀行 りそな信託銀行株式会社りそなしんたくぎんこうResona Trust & Banking Co., Ltd.)は、かつて存在したりそなグループ信託銀行

2001年に大和銀行が他の金融グループにあわせる形で信託部門の一部(ホールセール部門のみ。[1])を分社。信託業を兼営し、法人向けの企業年金業務で圧倒的な強さを持っていた旧大和銀行の年金関連業務を主要業務としてきたが、7年半弱を経た2009年4月1日、大和銀行改めりそな銀行に吸収合併され、ヨリを戻す形となった。

概要

ホールセール専門のために個人口座は存在せず、リテールの信託業務はりそな銀行が引き続き行っている。そのため自行のATMはなく、りそな銀行埼玉りそな銀行近畿大阪銀行のものを利用する。

信託業代理や資本金積み増しのために、一時地方銀行や仏系大手金融機関クレディ・アグリコルw:Crédit Agricoleから資本を受け入れ、りそなホールディングスの持株比率は80%弱となったが、グループへの統合効果を図るために買戻され、2005年3月に完全子会社に戻った。

沿革

脚注

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関連項目

外部リンク

  • 当時は、旧みずほ信託銀行・さくら信託銀行・三和信託銀行・東京信託銀行などのように、普通銀行が独自にホールセール専門の信託銀行を抱えている時代であった。その後、これらの信託銀行は、リテール業務もしていた在来信託銀行へ合併あるいは子会社化している。