ほしのゆめ

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ほしのゆめは、イネ品種のひとつ。2000年品種登録(登録番号第7645号)。

北海道上川管内比布町1994年に移転)の北海道立上川農業試験場(現・北海道立総合研究機構農業研究本部上川農業試験場)により育成され、1996年に水稲農林340号「ほしのゆめ」として命名登録された良食味米品種。「上育418号」の系統番号で試験され、北海道の優良品種となった。

「ほしのゆめ」という名称は一般公募され、決定された。名称の由来としては「きらきらと輝く星のイメージがつやのあるおいしい米を連想させ、米づくりに携わる人や食べる人の夢がかなうように」という思いによる。

品種特性

長所は「きらら397」(中の上)を越える良食味(上の下)で、障害型耐冷性が強く、初期分蘖が旺盛であること。

短所は耐倒伏性が不十分で、割れ籾が多く、いもち病抵抗性が不十分であること、などが挙げられる。

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