どっちDOTCH!

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テンプレート:出典の明記どっちDOTCH!』(どっちどっち)は、日本テレビ系列局ほかで放送された読売テレビ製作のアンケート・ゲーム・バラエティ番組。日本テレビ系列局では1986年2月1日から同年6月24日まで、毎週日曜 19:00 - 19:30 (JST) に放送。司会は古舘伊知郎が、アシスタントはさつきりせが務めた。

前期の内容(第1回 - 第7回放送分)

日本人の性別、年齢の構成比を忠実に再現した100人の一般出場者(首に10個の玉をネックレス状にしてぶら下げている)に対し、2択のアンケート問題を出していた。番組で最初に出た問題は「タモリたけし、先に消えるのはどっち」だった。出場者は赤の意見と青の意見それぞれの帽子を被って移動し、人数の多い方が勝ち残るという方式で進行。敗者は、1問につき1個の玉を箱に捨てる。2問目以降も、「ダメ組」(敗者)は「キラキラ組」(勝者)と壁を隔てたところで移動し、正解の基準は常に100人に対してどちらが多いかで決められていた(したがって、「キラキラ組」の人数が少なくても、「ダメ組」の人数次第で勝つ可能性も有る)。数人に絞られたところで、「大凡人」を決定するゲームを行った。これは、名字だとか好きな食べ物などを答えて、どの人が最も凡人的かを敗者の投票で決めるというものだった。「大凡人」は番組特製「チョコレート」(もちろん食べられない。ひとつ100万円するとか)が貰えるほか、グアム旅行、さらには筆頭メインスポンサーのタイガー魔法瓶から電気エアーポットほかといった生活家電製品などが贈られた。また、首の玉が残っている出場者は、1個につき1万円の賞金が貰えた。エンディングでは、古舘と出場者全員で「大凡人」を連呼していた。

収録は、第1回から第3回までは東京・渋谷ビデオスタジオで、第4回から第7回まではTBSのKスタジオで行われていた。

後期の内容

後期では、各回ごとのある一定のテーマに沿った100人の参加者がアンケート問題に対して「人間グラフ」を作り、芸能人がその結果を予想するだけのクイズ(どちらが多いか、さらに人数まで的中させると高得点になる)を行うようになった。

追記

朝日新聞以外の新聞紙のラ・テ欄には、この番組のタイトルが『どっちDOTCHI』と記されていた。

テンプレート:前後番組 テンプレート:Asbox テンプレート:古舘伊知郎