えき☆スタ

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放送中のえき☆スタに集まる人々

えき☆スタは、札幌市中央区札幌駅内の札幌ステラプレイス/センター東コンコースにかつて存在したサテライトスタジオである。

概要

  • 2003年(平成15年)3月にオープンした、北海道文化放送(UHB)とエフエム北海道(AIR-G')が共同で開設したスタジオ。テレビラジオの放送局が共同でスタジオを持つことは道内初の試み。ミキシング卓が共用できるなど大きな利点がある。
  • スタジオの広さは66平方メートル。カラーはビビッドイエローで統一されている。テーマは「幸せの黄色いスタジオ」。
  • 前面ガラスは、普段は素通しで中を見ることができるが、電気を流すことにより100インチの大型スクリーンになる。番組の準備中などはカーテンがかけられることもある。
  • UHBやフジテレビ系列の番組グッズなどを販売するショップが併設されており、番組の放送中とその前後を除いて誰でも自由に中に入ることができる(ショップの営業は10:00から21:00まで)。
  • 観覧用のスペースはとくに設けられていないため、番組のゲストで著名人が来たりすると見物客がコンコースにまであふれることがあり、警備員が配置されることもある。番組によってはスタジオ前で早い時間から熱心なファンが場所取りをしたり座り込んでいる光景も見られる。特にこの現象が顕著だった「タカアンドトシのどぉーだ!」は2008年(平成20年)9月をもってえき☆スタからの放送を取りやめた。
  • UHBは「えきニジ」終了以降えき☆スタからの放送を行っておらず、AIR-G'もサテライトスタジオを札幌市白石区東札幌にあるショッピングセンター「イーアス札幌」に移転したことから2009年(平成21年)4月以降実質的にスタジオとして機能することはなく、3ヵ月後の7月20日をもって閉鎖となった。跡地は現在雑貨屋となっている。

放送されていた番組

不祥事

2007年(平成19年)8月4日・5日にかけて、賞味期限が1 - 6日経過した菓子(「めざましプチケーキ」(3個)・「サザエさん人形焼カスタード」)を販売していたことが明らかになり、同スタジオにはおわびと商品回収への対応を書いた紙を掲示したが、番組やホームページなどでの告知は全く行っていなかった。

関連項目

外部リンク