FNNニュースレポート23:30
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テンプレート:複数の問題 テンプレート:基礎情報 テレビ番組 『FNNニュースレポート23:30』は、1977年4月9日から1987年3月29日までフジテレビ系列 (FNN) で放送されていた週末深夜最終便のニュース番組。放送時間は毎週土曜・日曜 23:30 - 23:40。
月曜 - 金曜 23:00 - 23:15に放送されていた『FNNニュースレポート23:00』の週末版で、同様にフジテレビのアナウンサーたちがキャスターを務めていた。
番組は10年間にわたって放送されたが、当時のフジテレビ会長・鹿内春雄が推し進めた平日の報道番組再編の影響で1987年3月に終了。平日版と同様に『プロ野球ニュース』および『ニュース工場一本勝負!』と統合され、平日80分・週末70分のニュースワイド『FNNニュース工場』へとリニューアルした。
歴代ニュースキャスター
- 1977.4 - 1980.3 (シフト勤務)
- 1980.4 - 1982.3 永島信道(第1期)
- 1982.4 - 1983.3 増田明男
- 1983.4 - 1984.3 永島信道(第2期)
- 1984.4 - 1985.3 長尾潤
- 1985.4 - 1986.3 陣内誠
- 1986.4 - 1986.12 永島信道(第3期)
- 1987.1 - 1987.3 山中秀樹
備考
- 増田、永島(第2期)、長尾は『FNNニュースレポート5:30』と兼務。
- 陣内、山中は『FNNスーパータイム』と兼務。
- 全員が『FNNニュース・明日の天気』を兼務。
タイトル映像
テーマ音楽
放送局
系列は番組放送当時のもの。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 備考 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | フジテレビ (CX) | FNN | 基幹・制作局 |
北海道 | 北海道文化放送 (UHB→uhb) | 『UHB(uhb)ニュースレポート23:30 FNN』とタイトルを差し替えて放送 | |
宮城県 | 仙台放送 (OX) | ||
秋田県 | 秋田テレビ (AKT) | FNN/ANN | |
山形県 | 山形テレビ (YTS) | FNN | |
福島県 | 福島テレビ (FTV) | 1983年4月2日ネット開始 | |
新潟県 | 新潟総合テレビ (NST) | 1983年10月1日ネット開始 | |
長野県 | 長野放送 (NBS) | 『NBSニュースレポート23:30 FNN』とタイトルを差し替えて放送 | |
静岡県 | テレビ静岡 (SUT) | ||
富山県 | 富山テレビ (T34) | ||
石川県 | 石川テレビ (ITC) | 日曜版のみ『FNNニュースレポート』とタイトルを差し替えて放送 | |
福井県 | 福井テレビ (FTB) | ||
中京広域圏 | 東海テレビ (THK) | 『FNN東海テレニュース』とタイトルを差し替えて放送 | |
近畿広域圏・徳島県 | 関西テレビ (KTV) | 『KTVニュース』とタイトルを差し替えて放送 | |
島根県・鳥取県 | 山陰中央テレビ (TSK) | ||
岡山県・香川県 | 岡山放送 (OHK) | ||
広島県 | テレビ新広島 (TSS) | ||
愛媛県 | 愛媛放送 (EBC) | 現・テレビ愛媛 | |
福岡県 | テレビ西日本 (TNC) | 『TNCニュースレポート23:30』とタイトルを差し替えて放送 | |
佐賀県 | サガテレビ (STS) | ||
熊本県 | テレビくまもと (TKU) | FNN/ANN | 1982年4月3日ネット開始 |
沖縄県 | 沖縄テレビ (OTV) | FNN |
備考
エピソード
- 当日に選挙や重大事件などがあった場合、本番組を放送せずに全編ローカル差し替えを行っていた地方局もある。
- 日曜版には全国枠でのスポンサーが付かなかった。この体制は『FNN NEWSCOM』まで続いたが、その後番組である『スポーツWAVE』から日曜版の全国枠にもスポンサーが付くようになった。
- 平日版と同様に、『プロ野球ニュース』のスタジオと共用していた時期があった。そのため、一部のネット局で放送されるエンディングでは、本番組キャスターと『プロ野球ニュース』週末版キャスターのみのもんたが談笑する模様が映されていた。
- 時間が30分遅れた場合などは23:30の文字は無くテンプレート:要説明、スタジオ映像をバックにしたものだったテンプレート:要説明(オープニング・エンディングにおいてのタイトル表示も『FNNニュースレポート』のみだったテンプレート:要説明)。
- 永島が1987年1月から休みを取っている間、当時『FNNスーパータイム』週末版を担当していた山中が代役を務めていた。それからすぐに番組が終了したため、結果としては山中が最後までキャスターを務める形になった。永島は後番組『FNNニュース工場』週末版および『FNN DATE LINE』週末版でもキャスターを務め、彼が途中降板した後は山中がキャスターを務めていた。