平泉バイパス
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テンプレート:Ja Route Sign 平泉バイパス(ひらいずみバイパス)は、国道4号のバイパス道路である。
概要
- 起点 : 西磐井郡平泉町平泉字高田(スーパーセンター平泉前)
- 終点 : 西磐井郡平泉町平泉字森下(岩手県道37号花巻平泉線、岩手県道237号長坂束稲前沢線との交点)
- 延長 : 5.8km
- 規格 : 第3種第1級
- 幅員
平泉町内を通る国道4号(現道)は旧規格の2車線で歩道が狭く、特に春と秋の藤原まつり開催時は交通規制が行われるため大渋滞が起きる。このため迂回路として1981年からバイパス整備が進められ、1999年に南半分を暫定2車線で供用開始している(交差する道路の高舘橋も架け替え)。また北半分は柳之御所遺跡の世界遺産登録に伴う調査のためルート変更を余儀なくされ、北上川ギリギリに沿う形となった(川の筋も同時に一部変更)。当初2007年度に2車線供用(暫定)予定だったのが1年ずれ込み、2008年8月5日14時に全線開通した。
この延期について、国土交通省側は大雨等による工事の遅れと予算不足が原因と説明しているが、一部には民主党がガソリン税の暫定税率廃止を訴えていることに対する意趣返しとして国交省側が小沢一郎代表の中選挙区時代の地元での工事をストップさせていたとする見方もある[1]。
北半分は平泉の世界遺産登録に向け柳之御所遺跡の景観を保護する観点から、バイパスを走行する車両が遺跡公園から極力見えないよう、道路両側に盛土をして切り通し(半地下)状態とした。さらに信号機も当バイパス全区間において濃い茶色のデザインアームLED式を採用し、制御線も全て地中配線している。
なお案内標識の国道4号アイコンは当BP側にのみ表記され、旧道側に国道アイコンは(2010年度時点でも国道指定より外されていないが)表記されていない。
地理
交差する道路
交差する道路 | 交差する場所 | 起点から (km) |
---|---|---|
国道4号 築館・一関方面 | ||
県道260号一関平泉線 国道4号 |
佐野 | |
県道206号相川平泉線 | 新高舘橋西十字路 | |
県道237号長坂束稲前沢線 | ||
国道4号 |
交通量
2005年度(平成17年度道路交通センサスより)
平日24時間交通量(台)
- 西磐井郡平泉町祇園 : 20,486
出典
関連項目
外部リンク
テンプレート:Asbox- ↑ 『国交省、小沢王国に嫌がらせ? 謎の「国道完成延期」』テンプレート:リンク切れ 夕刊フジ2008年4月9日