名桜大学
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox 名桜大学(めいおうだいがく、テンプレート:Lang-en)は、沖縄県名護市字為又1220番地1に本部を置く日本の公立大学である。1994年に設置された。大学の略称は名桜大。
目次
概要
大学全体
県北部への高等教育研究機関設置を強く求める住民の要請により、沖縄県、名護市など周辺自治体が拠出した資金で設立される。2010年3月31日まで学校法人名護総合学園(解散)が運営する公設民営方式による私立大学だった。現在は名護市と県北部の町村が設立した特別地方公共団体である北部広域市町村圏事務組合が運営法人を設置する学校組合立大学である。自治体名や地域名などを付さない珍しい公立大学で、他に国際教養大学、大学院大学では産業技術大学院大学、情報科学芸術大学院大学がある。
志願者数は2005年以降減少傾向が続いていたが、2010年4月以降公立大学への移行に伴い[1][2][3][4] 、増加に転じた。
沿革
- 1994年4月 開学(国際学部)
- 2001年4月 大学院開学
- 2005年4月人間健康学部(スポーツ健康学科)を開設。
- 2007年4月 国際学部を学群・学類制に変更、また、人間健康学部に看護学科を新設。
- 2009年12月21日 北部広域市町村圏事務組合と学校法人名護総合学園は、公立大学法人化手続きとして沖縄県に公立学校法人設置認可申請、文部科学省に設置者変更認可申請と学校法人解散認可申請をそれぞれ提出。[5]
- 2010年4月 公立大学法人名桜大学設立
教育および研究
組織
学部・学群
- 国際学群
- 国際学類
- 国際文化専攻(副専攻として国際貢献副専攻を設置)
- 語学教育学専攻(副専攻として日本語教員副専攻を設置)
- 経営専攻(副専攻としてビジネスマネジメント副専攻を設置)
- 情報システムズ専攻(副専攻としてネットワーク技術副専攻を設置)
- 診療情報管理専攻
- 観光産業専攻(副専攻として観光ビジネス副専攻を設置)
- 国際学類
- 人間健康学部
- スポーツ健康学科
- 看護学科
大学院
- 国際文化研究科
- 国際文化システム専攻(修士課程)
- 言語文化教育研究領域
- 社会制度政策教育研究領域
- 経営情報教育研究領域
- 観光環境教育研究領域
- 国際文化システム専攻(修士課程)
- 看護学研究科(2011年開設)
- 看護学専攻(修士課程)
付属施設
- 総合研究所
- 附属図書館
協定校
下記の大学とは交流協定関係にあり、単位互換や実習を伴う授業での交流、教員・学生の学術交流等が行われている。
- 国外
- 国内
大学関係者一覧
卒業生
脚注
- ↑ 2009年2月26日付け 琉球新報[1]
- ↑ 名桜大学お問い合わせ一覧 企画部に公立大学法人化準備室が掲載されている [2]
- ↑ 2009年11月23日付け 琉球新報[3]
- ↑ 「公立大学に変わります(申請中)」[4]