ウィリアム・ティンダル
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焚刑の際「神よ、イギリス国王の目を開きたまえ」と叫んだティンダル
ウィリアム・ティンダル（William Tyndale, 1494年あるいは1495年 - 1536年10月6日）は、聖書をギリシャ語・ヘブライ語原典から初めて英語に翻訳した人物。宗教改革への弾圧によりヨーロッパを逃亡しながら聖書翻訳を続けるも、1536年逮捕され、焚刑に処された。その後出版された欽定訳聖書は、ティンダル訳聖書に大きく影響されており、それよりもむしろさらに優れた翻訳であると言われる。実際、新約聖書の欽定訳は、8割ほどがティンダル訳のままとされる。
すでにジョン・ウィクリフによって、最初の英語訳聖書が約100年前に出版されていたが、ティンダルはそれをさらに大きく押し進める形で、聖書の書簡の多くの書を英訳した。
関連項目
文献
- デイヴィド・ダニエル（田川建三訳）『ウィリアム・ティンダル ある聖書翻訳者の生涯』勁草書房、2001年1月、ISBN 4326101326
- David Daniell, William Tyndale: A Biography, Yale University Press, 30 Nov 1994, ISBN 0300061323 / Paperback: 1st Mar 2001, ISBN 0300068808
外部リンク
- Tyndale Bible online（英語）
- The Tyndale Society（英語。ティンダル・ソサエティー）
- WilliamTyndale.com（英語。Friends of William Tyndale）
- Bible-Researcher.com: Tyndale（英語）
- ThinkExist.com: William Tyndale quotes（英語）
- Works by William Tyndale（英語。プロジェクト・グーテンベルク）
田川訳の伝記に関するもの
- 出版社による解説 一部立読みが可能
- 訳者による解説テンプレート:Asbox
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