殺菌剤 (医薬品)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
医薬品における殺菌剤(さっきんざい、テンプレート:Lang-en-short)とは、病原性を有する微生物を殺す、または増殖を抑止するための薬剤。殺菌薬とも。
ただし、抗生物質や抗真菌薬を除外し、微生物を非選択的に殺すものを呼ぶのが普通である。 また医療機器の殺菌のみ、あるいは外用(皮膚)にのみ用いるものは消毒薬ということが多い。
例として以下のようなものがある。
- ヨウ素剤 ― ヨードチンキ、ポビドンヨード
- 塩素類 ― 次亜塩素酸ナトリウム、クロル石灰
- マーキュロクロム液
- グルコン酸クロルヘキシジン
- アクリノール
- アルコール類 ― エタノール、イソプロパノール
- 過酸化水素水(オキシドール)
- 逆性石鹸 ― 塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウムなど
- フェノール類 ― クレゾール石鹸液など