光子力
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光子力(こうしりょく)は、永井豪の漫画およびそれを原作とするテレビアニメ『マジンガーZ』とそのシリーズ作品に登場する架空のエネルギー。
解説
マジンガーZの開発者・兜十蔵博士が富士火山帯の地層から発見した新元素ジャパニウム[1]。「ジャパニウム核分裂の過程で抽出される光のエネルギー」[2]が光子力である。作中、富士山麓にある光子力研究所で報道陣に対して超合金Zと光子力のデモンストレーションが行われ、ジャパニウムのブロックにビームを照射する事で膨大な光を発する描写がされている。
完全無公害のうえ驚異的なパワーを持つ光子力は「人類最後のエネルギー」と称され、原子力にかわる新たなエネルギー革命として世界各国で注目された。マジンガーZの動力として光子力エンジン、武装に光子力ビーム、その他に光子力ロケットなど、マジンガーZを構成する多くの要因に光子力が使用されている。
光子力は燃料状態では液体であり、光子力研究所の施設で精製される。また、ボスボロットのディーゼルエンジンに給油して使用することが出来た。
戦いが終わり、世界が平和になった後、光子力は平和利用されることになった。